給湯器交換の相談窓口として、私たち生活案内所は24時間365日体制で受付を行っています。 初めまして、士別エリアを担当しているマネージャーの大塚です。 この業界に入って早25年、年間2,000件以上の施工に携わってきました。
士別市の冬は、想像を絶する厳しさですよね。 天塩川から立ち上る川霧が樹氷に変わる美しい景色は自慢ですが、マイナス20度を下回るような朝に「お湯が出ない」というトラブルに見舞われた時の絶望感は、言葉にできないものがあります。 私も以前、大通西付近のお客様から「凍結でお湯が出なくて、子供をお風呂に入れられない」と泣きそうな声でお電話をいただいたことがあります。 かじかむ手で必死にスマホを操作し、このページにたどり着いてくださったあなたに、まずは安心をお届けしたいのです。 私たちは「お湯が出ない」という緊急事態に、最短30分で駆けつける準備ができています。 羊と雲の丘から吹き下ろす風が冷たい日でも、すぐに温かいお湯が使える生活を取り戻すお手伝いをさせてください。
現場一筋でやってきた私、大塚がチームを率いて、あなたの困りごとに全力で対応します。 士別市内であれば、朝日町や多寄町といった周辺エリアも含めて迅速に伺いますので、どうぞ頼ってください。
給湯器の交換に必要なもの
いざ給湯器を交換しようと思ったとき、まず何から伝えればいいのか戸惑う方も多いはずです。 「とにかく早く来てほしい」という気持ちは痛いほどわかりますが、正確な見積もりと最短での工事を実現するためには、いくつかの情報が不可欠になります。 私たちが現場に向かう前に準備していただきたいものが3つありますので、焦らずに確認してみてください。 これらが揃っているだけで、お問い合わせから工事完了までの時間が劇的に短縮されるんですよ。
現在ご使用中の品番
まず一番大切なのが、今設置されている給湯器の「品番（型番）」です。 給湯器の本体、正面や側面に貼られている銀色や白色のシールを見てみてください。 そこにアルファベットと数字の羅列が書かれているはずです。 例えば「OTQ-4704SAY」や「UKB-NX460AR」といった文字列がそれにあたります。 この品番さえ分かれば、現在お使いの機種の能力（号数）や機能（オートかフルオートか）、設置タイプ（壁掛けか据え置きか）が即座に判明します。 長年使っているとシールが劣化して文字が読み取れないこともありますが、その場合は無理に解読しようとせず、全体の形状や配管のつながり方を教えていただくだけでも構いません。 士別市の古い住宅では、すでに生産終了しているような年代物の機種もよく見かけますが、後継機種のご提案もスムーズに行えますのでご安心ください。
上の写真のように、屋外に設置されている機種は風雪にさらされて汚れがついていることが多いですが、タオルでさっと拭くと品番が見えてくることがあります。 暗い時間帯ならスマホのライトで照らしながら確認してみてくださいね。
現在の状況がわかる写真を用意
次に、可能であればスマホで撮影した「現場の写真」をご用意いただけると非常に助かります。 百聞は一見に如かずと言いますが、電話口で「配管がこうなっていて…」と説明するよりも、写真一枚の方が圧倒的に情報量が多いのです。 撮影していただきたいポイントは以下の3点です。
- 給湯器本体の全体像（設置場所の周囲も含めて）
- 配管の接続部分（本体の下部や背面）
- リモコンの表示画面（エラーコードが出ている場合）
特に士別のような寒冷地では、配管に凍結防止帯（ヒーター）が巻かれていたり、雪囲いがされていたりと、設置状況が特殊なケースが多々あります。 また、搬入経路が雪で狭くなっていないか、作業スペースが確保できるかといった点も写真から判断できます。 LINEやメールで写真を送っていただければ、現地調査の手間を省き、適合する機種を積んで即座に工事に向かうことも可能になります。 「写真なんて撮ったことない」というご高齢の方でも、ご家族やお孫さんに頼んで撮影してもらうケースが増えていますよ。
このようにコンクリートブロックの上に置かれているタイプなのか、壁にかかっているタイプなのかが一目でわかると、必要な部材の準備が完璧に行えます。 配管カバーの有無なども重要なチェックポイントですね。
いつ、どのような機種を用意したいか 費用感も
最後に、交換に対するご希望の条件を整理しておいてください。 「今日中にどうしてもお湯を使いたい」という緊急性を重視するのか、「多少日数がかかってもいいから、ランニングコストの安いエコフィールにしたい」という機能を重視するのかによって、ご提案内容は変わってきます。 また、予算の上限が決まっている場合は、正直にお伝えいただいた方が、無駄なやり取りを省いて最適なプランを提示できます。 士別市のお客様からは「灯油の減りが早いから燃費の良いものにしたい」というご相談をよく受けますが、初期費用と月々の灯油代のバランスを考えて、トータルでお得になる機種を選ぶのが賢い選択です。 在庫状況によっては、ご希望の機種が即納できない場合もありますが、その際は同等機能の別メーカー品をご案内するなど、柔軟に対応させていただきます。
ここで、現在私たちがご案内できる代表的な石油給湯器の価格例をご紹介します。 いずれも工事費込みの明朗会計ですので、費用の目安として参考にしてください。
一般的なご家庭（3〜4人家族）でよく選ばれる、追い焚き機能付きのオートタイプです。お湯張りが自動で止まり、保温もしてくれるので快適です。
シャワーの勢いを重視したい方や、2階にお風呂があるご家庭におすすめの4万キロタイプです。冬場の寒い時期でもパワフルにお湯を供給します。
シンプルにお湯が出ればいいという方向けの給湯専用機です。追い焚き機能はありませんが、その分費用を抑えることができます。
給湯専用でもたっぷりお湯を使いたい方に。故障が少なく、長く使えるスタンダードなモデルとして人気があります。
気づくためのサインとチェック方法
給湯器はいきなり壊れることもありますが、多くの場合は完全に停止する前に何らかの「SOSサイン」を出しています。 毎日使っていると気づきにくい些細な変化でも、プロの目から見れば明らかな故障の前兆であることが多いのです。 「まだお湯が出るから大丈夫」と騙し騙し使っていると、真冬の夜中や年末年始など、一番困るタイミングで寿命を迎えてしまうのが機械の常です。 士別市のように冬の寒さが厳しい地域では、故障が命取りになりかねません。 ご自宅の給湯器に次のような症状が出ていないか、セルフチェックをしてみてください。
前回の交換から何年使用しているか
まず確認していただきたいのが、設置からの年数です。 石油給湯器の設計上の標準使用期間は、一般的に「10年」とされています。 これはメーカーが安全に使用できると見込んでいる期間のことで、10年を過ぎると部品の劣化が進み、いつ故障してもおかしくない状態に入ります。 特に寒冷地では、凍結と解凍を繰り返す過酷な環境下にあるため、本州の温暖な地域よりも寿命が短くなる傾向があります。 もし今の給湯器を10年以上使い続けているのであれば、たとえ不具合がなくても交換を検討する時期に来ています。 「うちは15年使えているよ」という方もいらっしゃいますが、それはたまたま運が良かっただけかもしれません。 ある日突然お湯が出なくなるリスクを抱えながら生活するよりも、計画的に交換した方が精神的にも経済的にも安心ですよ。
外見にも変化が現れます。写真のように本体の下部が錆びていたり、塗装が剥がれてきたりしている場合は、内部の腐食も相当進んでいると考えられます。 見た目の劣化は、内部機能の劣化と比例することが多いのです。
サイン2：運転中の異音
お湯を出した時や、追い焚きをしている時に、普段とは違う音が聞こえませんか？ 正常な燃焼音は「ゴー」という一定のリズムですが、以下のような音が聞こえたら要注意です。
- 「ボォッ！ボォッ！」という爆発音のような音（点火不良の可能性）
- 「キーン」「ピー」という甲高い金属音（ファンモーターの劣化）
- 「ガタガタ」「ブーン」という大きな振動音（内部部品の緩みや破損）
特に着火する瞬間に大きな音がする場合は、燃焼室内部に煤が溜まっていたり、燃料の供給が不安定になっていたりするサインです。 これを放置すると、不完全燃焼を起こして煙が出たり、最悪の場合は小火騒ぎになったりする危険性もあります。 士別の静かな住宅街では、夜間に異音が響くとご近所迷惑になることもありますので、音が大きくなってきたと感じたら早めの点検をお勧めします。
サイン3：お湯の温度が不安定
「シャワーを浴びているといきなり水になる」「設定温度を上げているのにぬるい」といった症状は、給湯器の典型的な不調サインです。 サーミスタという温度センサーの故障や、水量センサーの不具合、あるいは制御基板の劣化が原因として考えられます。 キッチンでお皿を洗っている時ならまだしも、真冬にお風呂でシャワーを浴びている時に冷水が出るのは、まさに苦行ですよね。 ヒートショックの原因にもなりかねませんので、温度のバラつきを感じたら「お湯が出るからまだいいか」と思わずに、すぐに専門業者に見てもらうべきです。 夏場は気にならなくても、水温が下がる冬場になると症状が悪化し、給湯能力が追いつかなくなるケースも多々あります。
サイン4：排気口からの黒煙や煤
屋外にある給湯器の排気口周辺を見てみてください。 壁や給湯器の排気カバーが黒く煤けていたり、運転中に黒い煙が出ていたりしませんか？ これは明らかに「不完全燃焼」を起こしている証拠です。 正常な燃焼であれば排気は無色透明（冬場は水蒸気で白く見えますが、すぐ消えます）ですが、黒煙は燃料と空気のバランスが崩れていることを示しています。 給排気筒の閉塞や、バーナー部分の劣化が原因です。 この状態を放置すると、一酸化炭素（CO）が発生する恐れがあり、非常に危険です。 特に屋内設置型のボイラーをお使いの場合は、一酸化炭素中毒事故に直結する可能性がありますので、黒煙が出たら直ちに使用を中止し、換気を行った上でご連絡ください。
屋内設置型の場合は、排気筒の継ぎ目から排気漏れがないかも定期的にチェックが必要です。 目に染みるような刺激臭がしたり、目がチカチカしたりする場合は、排ガスが室内に漏れている危険なサインです。
専門調査の重要性
ここまでセルフチェックのポイントをお伝えしましたが、最終的な判断はやはりプロに任せるのが一番です。 私たちのような専門業者は、専用の測定器を使って排ガス中の一酸化炭素濃度を測ったり、内部の配線の腐食具合を確認したりすることができます。 ご自身で「まだ大丈夫だろう」と判断して使い続けた結果、部品が焼き付いて修理不能になり、結局高い費用を払って急いで交換することになったというケースを数え切れないほど見てきました。 初期の段階であれば、部品交換などの軽微な修理で済む場合もあります。 少しでも「おかしいな」と感じたら、まずは点検を依頼するというアクションが、結果的に家計を守り、安全な暮らしを守ることにつながるのです。 士別市内であれば、私たちがすぐに駆けつけて、今の給湯器の状態を正確に診断いたします。
放置によるリスクと悪影響
「調子は悪いけど、まだ騙し騙し使えるし…」と、給湯器の交換を先送りにしてしまう気持ち、実はよく分かります。 決して安い買い物ではありませんし、壊れるまでは重要性を感じにくい設備ですからね。 しかし、不調を放置することには、単に「お湯が出なくなる」以上の深刻なリスクが潜んでいます。 特にここ士別市のような寒冷地においては、給湯器の停止はライフラインの断絶と同義です。 私の経験上、問題を先送りにした結果、より大きな損害を被ってしまったお客様を何人も見てきました。 ここでは、給湯器の不調を放置することで発生する具体的なリスクについて、現場の実情を交えてお話しします。
リスク1：完全停止による生活への支障
最も確実で、かつ最大のリスクは「ある日突然、完全にお湯が出なくなる」ことです。 給湯器は徐々に性能が落ちていくものではなく、限界を超えた瞬間にプツンと動かなくなることがほとんどです。 それがもし、つくも水郷公園で遊んで泥だらけになって帰ってきた子供をお風呂に入れようとした時だったら？ あるいは、明日の朝早くから仕事に行かなければならない日曜日の夜だったら？ お風呂に入れないのはもちろん、洗い物も冷たい水でしなければなりませんし、洗顔や手洗いも苦痛になります。 近くに銭湯や温泉があればまだ救いはありますが、毎日通うとなると時間も費用もかかります。 何より、真冬の士別で自宅でお風呂に入れない生活は、身体的にも精神的にも大きなストレスとなります。 「いつ止まるか分からない」という不安を抱えながら生活するよりも、早めに対処して安心を手に入れる方が、長い目で見れば賢明な判断と言えるでしょう。
写真のように配管周りが劣化していると、本体が停止するだけでなく、水漏れなどの二次被害を引き起こす引き金にもなります。 たかがお湯、されどお湯。生活の質を維持するためには欠かせない存在なのです。
リスク2：水漏れや不完全燃焼の危険性
給湯器の内部には、水を通す配管と、火を燃やすバーナーが複雑に組み込まれています。 経年劣化によりパッキンが硬化したり、熱交換器に亀裂が入ったりすると、水漏れが発生します。 マンションやアパートの2階以上に住んでいる場合、水漏れは階下の住人への損害賠償問題に発展する恐れがあります。 また、水漏れが電気系統にかかるとショートして基板が故障し、最悪の場合は発火する可能性もゼロではありません。 さらに恐ろしいのが、先ほども触れた不完全燃焼による一酸化炭素中毒です。 一酸化炭素は無色無臭なので、気づかないうちに室内に充満し、頭痛や吐き気、意識障害を引き起こす「サイレントキラー」です。 屋外設置だから大丈夫と思われがちですが、風向きによっては窓や換気口から室内に排気が流れ込むこともあります。 安全装置がついているとはいえ、古い機種ではその安全装置自体が正常に作動しないこともあり得るのです。
リスク3：修理費用の高騰と部品供給停止
「壊れたら修理すればいい」と考えている方も多いですが、実は製造終了から10年以上経過した機種は、メーカーでの部品保有期間が終了していることがほとんどです。 つまり、いざ修理を依頼しても「部品がないので直せません」と断られてしまうのです。 そうなると、選択肢は「交換」しかなくなります。 また、部品があったとしても、古い機種の修理は一箇所直してもすぐに別の箇所が壊れる「イタチごっこ」になりがちです。 修理代に数万円かけたのに、半年後にまた故障して結局交換することになった…というのは本当によくある話です。 さらに、故障してから慌てて交換しようとすると、足元を見られて高額な費用を請求してくる業者に引っかかるリスクも高まりますし、在庫のある機種しか選べず、本来欲しかった機能や価格帯の製品を選べないというデメリットも生じます。
特殊ケース：寒冷地特有の凍結破損
士別市で特に注意が必要なのが「凍結」です。 給湯器が正常に動いていれば、凍結防止ヒーターやポンプ運転が作動して凍結を防いでくれますが、故障して電源が入らなくなったり、センサーが誤作動したりしていると、これらの機能が働かなくなります。 その状態で氷点下の夜を迎えると、給湯器内部の水が凍って膨張し、配管や熱交換器を破裂させてしまいます。 こうなると、仮に元の故障が軽微なものだったとしても、破裂による水漏れで「全損」扱いとなり、即交換が確定してしまいます。 冬場に故障を放置することは、まさに給湯器にとどめを刺す行為に等しいのです。 国道40号線を走っていると、冬場に給湯器からつららが下がっている家を見かけることがありますが、あれはまさに凍結破裂のサイン。 そうなる前に、手を打つ必要があります。
発見したときの正しい初動
実際に「お湯が出ない！」「変な音がする！」といったトラブルに直面したとき、パニックにならずに正しい初動をとれるかどうかが、その後の復旧スピードを大きく左右します。 焦ってボタンを連打したり、無理やり叩いたりしても状況は改善しません。 むしろ悪化させることもあります。 ここでは、異常を発見した際にまず行うべき応急処置と、専門業者へのスムーズな連絡方法、そしてご自身で確認できるポイントについて、現場目線でアドバイスします。
緊急時の応急処置
トラブルに気づいたら、まずは落ち着いて以下の手順で応急処置を行ってください。
- 運転を停止する： リモコンの運転スイッチを切り、お湯の使用を止めてください。
- 電源プラグを抜く（異臭・異音時）： 焦げ臭いにおいや異常な音がする場合は、コンセントから電源プラグを抜いて完全に電気を遮断します。ただし、凍結の恐れがある厳冬期は、プラグを抜くと凍結防止ヒーターが切れてしまうため、ブレーカーではなくリモコンでのオフにとどめ、専門家の指示を仰いでください。
- 燃料バルブ・水道バルブを閉める： 灯油漏れや水漏れが確認できる場合は、それぞれの元栓（バルブ）を閉めて被害の拡大を防ぎます。バルブの位置がわからなければ、無理に触らずそのままで構いません。
- 換気を行う： 屋内設置の場合や、ガスの臭いがする場合は、窓を開けて十分に換気を行ってください。換気扇はスパーク（火花）で引火する恐れがあるため、スイッチには触れないでください。
これらの処置は、あくまで「被害を拡大させない」ためのものです。 ご自身で分解したり修理しようとしたりするのは絶対にやめてください。
専門業者への連絡
応急処置が済んだら、すぐに専門業者へ連絡します。 この時、焦っていると「とにかく来て！」とだけ伝えてしまいがちですが、プロとしては「何を持っていくべきか」を判断するための情報が欲しいのです。 先ほどの章でお伝えした「品番」「現在の状況写真」「希望」に加えて、以下の情報を伝えていただけるとスムーズです。
- いつから症状が出ているか（今朝から、数日前から）
- どのような症状か（全く出ない、ぬるい、エラーコード◯◯が出ている）
- リモコンに表示されているエラーコード（「111」「140」などの数字）
特にエラーコードは、故障箇所を特定する重要な手がかりになります。 例えば「111」なら点火不良、「710」なら燃焼制御回路の異常など、メーカー共通のコードでおおよその原因がわかります。 私たちのコールセンターでは、これらの情報をもとに、最短で伺えるスタッフを手配し、必要な部材を確保します。 24時間365日対応していますので、深夜や早朝でも遠慮なくお電話ください。
お電話口では、専門知識を持ったスタッフが丁寧に対応します。 状況を聞き取り、概算の費用や到着までの時間の目安をお伝えしますので、安心してご相談ください。
ご自身で出来ること
業者を待っている間に、ご自身で確認・対処できることもいくつかあります。 意外と多いのが「故障だと思ったら単純なミスだった」というケースです。
- 灯油切れの確認： 灯油タンクは空になっていませんか？ゲージを確認し、空なら給油してください。給油後すぐに点火すると配管内のエア噛みでエラーが出ることがあるので、少し時間を置いてからリセット操作を試してください。
- オイルストレーナーの詰まり： 灯油タンクの出口にあるフィルター（ストレーナー）に水やゴミが溜まっていませんか？透明なカップであれば目視できます。詰まっている場合は清掃が必要ですが、難しければ業者に任せましょう。
- 電源プラグの抜き差し： 一時的なシステムエラーの場合、一度コンセントを抜き、1分ほど待ってから差し直すと復旧することがあります（リセット操作）。ただし、頻繁にエラーが出る場合は根本的な解決にはなりません。
- 雪害の確認： 排気口が雪で埋もれていませんか？大雪の後は、排気口周りの雪を取り除くだけで不完全燃焼が解消されることがあります。
これらを確認しても改善しない場合は、やはり部品の故障や寿命の可能性が高いです。 無理に使い続けず、プロの到着を待ってください。
解決策と費用の目安
それでは、具体的にどのような解決策があり、どれくらいの費用がかかるのかについてお話しします。 「給湯器の交換は高い」というイメージがあるかもしれませんが、私たちは流通経路のカットや自社施工によって、適正かつリーズナブルな価格設定を実現しています。 士別市内の他社と比較しても、自信を持っておすすめできる価格とサービス内容です。
上の図のように、受付から工事、そしてアフターフォローまで、ワンストップで対応できるのが私たちの強みです。 中間マージンが発生しないため、その分をお客様に還元できるのです。
全国対応可能：広域ネットワークの強み
私たちは士別市だけでなく、全国規模で給湯器交換のネットワークを展開しています。 これにより、メーカーからの大量仕入れが可能となり、仕入れ値を大幅に抑えることができます。 また、各地域の施工パートナーと連携することで、繁忙期でもスタッフを融通し合い、最短即日対応を実現しています。 「地元の小さな電気屋さんだと在庫がなくて1週間待ちと言われたけど、御社に頼んだら翌日工事してくれた」というお声をよくいただくのは、このネットワークのおかげです。 もちろん、施工するのは地元の気候や住宅事情を熟知したプロのスタッフですので、寒冷地特有の施工ノウハウもしっかりと押さえています。
方法の種類：修理か交換か
解決策としては大きく「部品修理」と「本体交換」の2つがあります。
- 部品修理（目安：1.5万円〜5万円）： 購入から7〜8年以内で、特定の部品だけが壊れている場合におすすめです。ただし、部品代に加え、出張費や技術料がかかります。また、古い機種だと直してもすぐに他が壊れるリスクがあります。
- 本体交換（目安：14.8万円〜）： 購入から10年以上経過している場合や、修理費用が高額になる場合におすすめです。最新機種になれば燃費も向上し、長期的なコストメリットが出ます。保証も新しくつくので安心です。
私たちは、お客様の給湯器の状態を見て、無理に交換を勧めることはしません。 修理で十分直る見込みがあり、部品も供給されているなら修理をご提案します。 しかし、10年を超えている場合は、トータルコストを考えると交換の方がお得になるケースが圧倒的に多いのが事実です。
費用が決まる要因
交換費用は、主に以下の要素によって変動します。
- 給湯器の能力（号数）： 3万キロか4万キロか。能力が高いほど本体価格が上がります。
- 機能（タイプ）： 給湯専用 ＜ オート（追い焚き） ＜ フルオート の順に高くなります。
- 設置タイプ： 壁掛け型か据え置き型か。また、直圧式か貯湯式かによっても変わります。
- 追加工事： 基本的な交換工事費はパックに含まれていますが、配管の延長が必要な場合や、高所作業が必要な場合、凍結防止ヒーターの巻き直しが必要な場合などは、別途費用がかかることがあります。
お見積もりの際は、これらを全て含んだ「総額」をご提示します。 後から追加料金を請求することは一切ありませんのでご安心ください。
私たちは「わかりやすい価格」をモットーにしています。 他社の見積もりが複雑でよく分からないという方も、ぜひ一度ご相談ください。
保険・補償制度の適用
火災保険の内容によっては、給湯器の故障が補償対象になる場合があります。 例えば「落雷で基板がショートした」「雪害で破損した」「凍結で破裂した（水濡れ補償）」といったケースです。 経年劣化は対象外ですが、突発的な事故や自然災害が原因であれば保険金が下りる可能性があります。 また、私たちは工事後の「工事保証」も完備しています。 万が一、施工不備による水漏れなどが発生した場合は、無償で対応させていただきます。 さらに、メーカー保証（通常1〜2年）に加え、延長保証（最大10年）にご加入いただくことも可能です。
悪質業者への注意
残念ながら、給湯器交換業界にも悪質な業者は存在します。 「点検商法」といって、無料で点検すると言って家に上がり込み、「今すぐ交換しないと爆発する」などと脅して高額な契約を迫る手口です。 また、最初は安い金額を提示しておいて、工事当日になって「配管が特殊だから」と法外な追加料金を請求するケースもあります。 士別市でも、高齢者世帯を狙った訪問販売のトラブルが報告されています。 業者選びの際は、以下の点に注意してください。
- 会社概要や所在地がはっきりしているか
- 建設業の許可や必要な資格を持っているか
- 見積書の内訳が詳細か（「工事一式」などで大雑把ではないか）
- 口コミや評判はどうか
私たちは、お客様に納得していただいた上で契約を結びます。 強引な営業は一切行いませんので、相見積もりも大歓迎です。
実際の施工事例
これまでに私たちが士別市やその周辺エリアで手がけた、実際の給湯器交換の事例をご紹介します。 「うちは古い家だから交換できるか不安」「狭い場所に設置してあるんだけど…」といったお悩みをお持ちの方も、似たような事例があるかもしれません。 どんな現場でも、経験豊富なスタッフが工夫して施工を行います。
給湯器交換事例：経年劣化した据置型の交換
士別市東地区の戸建て住宅での事例です。 「お湯の温度が安定せず、ボイラーから大きな音がする」とのご相談をいただきました。 現地を確認すると、18年使用されたノーリツ製の据置型給湯器（OTQシリーズ）が設置されていました。 外装の腐食が進んでおり、燃焼状態も不安定でした。 お客様はご高齢のご夫婦で、「今後も長く安心して使いたい」とのご希望でしたので、操作が簡単で信頼性の高い後継機種「OTQ-4706SAY」への交換をご提案しました。
上の写真は施工後の様子です。 既存の配管位置に合わせて丁寧に接続し、凍結防止のヒーターと保温材もしっかりと新しく巻き直しました。 作業時間は約4時間。 「音が静かになって、お湯もすぐに出るようになった」と大変喜んでいただけました。 また、以前の機種よりも灯油の消費効率が良くなっているため、冬場の燃料費節約も期待できます。
お客様の声1：朝日町 S様（50代男性）
「朝起きたらお湯が出なくなっていて、外を見たら給湯器のエラーが出ていました。 マイナス15度の寒い日だったので、このままでは水道まで凍ってしまうと焦って電話しました。 大塚さんが『すぐに行きます！』と言ってくれて、本当に午前中に来てくれた時は救世主に見えましたよ。 在庫もあったそうで、その日の夕方にはお風呂に入れました。 作業もテキパキしていて、見ていて安心感がありました。 料金も最初の電話で聞いた通りで、追加請求などもなくて良心的でした。 本当に助かりました。」
お客様の声2：多寄町 K様（60代女性）
「古いボイラーを使っていたのですが、黒い煙が出るようになって近所迷惑になると思い交換を決めました。 何社か問い合わせたのですが、どこも『見に行けるのは来週になる』と言われて困っていたところ、こちらは翌日に来てくれました。 写真を送ったらすぐに見積もりを出してくれて、話が早かったです。 工事に来てくれた若いスタッフの方も礼儀正しくて、使い方の説明も丁寧にしてくれました。 新しい給湯器は音も静かで、お湯張りもボタン一つでできるので楽になりました。 もっと早く交換すればよかったです。」
お客様の声3：士別市西地区 T様（40代主婦）
「実家の母から『お湯が出ない』と連絡があり、私が代わりに業者を探しました。 ネットで評判が良かったのでこちらに電話しました。 母が一人暮らしなので心配だったのですが、女性のスタッフさんが対応してくれることもあると聞いて安心しました。 実際には男性の作業員さんでしたが、母にも分かりやすく説明してくれて、古い給湯器の処分もきちんとしてくれました。 古い家で配管が複雑だったみたいですが、追加料金もなく綺麗に仕上げてくれました。 母も『温かいお風呂に入れて極楽だ』と喜んでいます。 ありがとうございました。」
現場では、お客様の生活スタイルや設置環境に合わせて、最適な施工を心がけています。 配管の取り回し一つで、将来のメンテナンス性や凍結リスクが変わってくるからです。 私たちは「ただ交換する」だけでなく、「長く安心して使える環境を作る」ことを目指しています。
お見積もりは無料です。 お電話がつながりにくい場合や、写真を送りたい場合は、以下のフォームからもお問い合わせいただけます。 必要事項を入力していただければ、担当者より折り返しご連絡いたします。
お問い合わせ（24時間365日）
電話・フォームで即手配
よくある質問
士別市で冬場に給湯器が凍結してお湯が出ない場合、すぐに対応してもらえますか？
はい、士別市の冬場の凍結トラブルには最優先で対応しております。 ただし、配管内部の水が完全に凍結している場合、無理に解凍すると配管が破裂する恐れがあります。 まずはお電話で状況を伺い、自然解凍を待つべきか、専門スタッフが解氷作業を行うべきかを判断させていただきます。 緊急性が高い場合は、最短30分で現場へ急行し、電気解氷機やスチーム解氷機を用いて安全に復旧作業を行います。 凍結による破損で交換が必要になった場合も、在庫があれば即日工事が可能です。
給湯器の交換費用は見積もり後に高くなることはありますか？
いいえ、基本的にお見積もり提示後の追加費用は一切いただきません。 私たちは現地調査（または写真確認）に基づき、必要な部材や工事内容を正確に把握した上で「確定見積もり」をご提示します。 ただし、工事中に壁の中の配管が腐食していて追加補修が必須になった場合など、予期せぬ事態が発生した場合は、必ず事前にお客様にご説明し、ご了承をいただいた上で作業を行います。 勝手に工事をして事後請求するようなことは絶対にありませんので、ご安心ください。
古い給湯器の引き取りや処分はお願いできますか？
はい、交換工事の際に古い給湯器の撤去・回収・処分まですべて弊社で行います。 処分費用も標準工事費のパックに含まれておりますので、別途費用はかかりません。 産業廃棄物として法令に基づき適正に処理いたします。 また、給湯器周りの不用品（古いオイルタンクなど）の処分についてもご相談いただければ、可能な範囲で対応、または専門業者をご紹介させていただきます。
工事にかかる時間はどれくらいですか？お風呂に入れない期間はありますか？
標準的な石油給湯器の交換工事であれば、3時間〜5時間程度で完了します。 朝一番（9時頃）から工事を始めれば、その日の夕方には通常通りお風呂に入っていただけます。 配管の修正が大掛かりになる場合や、設置場所の移動を伴う場合はもう少しお時間をいただくことがありますが、それでも基本的には1日で完了するように人員を配置します。 数日間お風呂に入れないということはまずありませんのでご安心ください。
土日や祝日、夜間の工事も対応していますか？
はい、土日祝日はもちろん、夜間の工事にも対応しております。 平日はお仕事で家にいないというお客様も多いため、土日の工事希望は非常に多いです。 また、夜にお湯が出なくなって困っているという緊急の場合も、可能な限り対応いたします（夜間作業の場合は照明の準備などが必要になるため、状況によるご相談となります）。 365日年中無休で稼働しておりますので、お客様のご都合の良い日時をお知らせください。
クレジットカードや分割払いは利用できますか？
はい、各種クレジットカード（VISA, MasterCard, JCB, AMEX, Diners）でのお支払いが可能です。 また、分割払いやリボ払いにも対応しております（お客様のカード契約内容に準じます）。 急な出費で現金の持ち合わせがない場合でも、安心してご依頼いただけます。 工事完了後に、決済端末をお持ちしてその場で決済手続きを行います。 ローンをご希望の場合は、事前の審査が必要となりますので、お申し込み時にお申し出ください。
給湯器の選び方がわかりません。今の機種と違うメーカーでも大丈夫ですか？
はい、全く問題ありません。 現在ノーリツを使っていて、次はコロナにしたい、といったメーカー変更も可能です。 ただし、メーカーによって配管の接続位置やリモコンのサイズが異なるため、多少の配管加工が必要になる場合があります。 私たちは全メーカー（ノーリツ、コロナ、長府など）の製品を取り扱っており、それぞれの特徴を熟知しています。 「燃費を良くしたい」「追い焚きを早くしたい」「操作を簡単にしたい」といったご要望をお聞かせいただければ、最適な機種をご提案いたします。
エコフィール（高効率給湯器）に交換するメリットは何ですか？
エコフィールは、従来捨てていた排熱を再利用してお湯を沸かす仕組みの給湯器です。 これにより熱効率が約83%から95%に向上し、灯油の使用量を年間で約10%〜15%節約できます。 士別市のように冬場の給湯需要が多い地域では、灯油代の節約効果が非常に大きくなります。 本体価格は従来型より少し高くなりますが、数年使えば元が取れる計算になることが多いです。 また、CO2排出量も削減できるため、環境にも優しいというメリットがあります。
アパートや貸家の給湯器交換も対応していますか？
はい、賃貸物件のオーナー様や管理会社様からのご依頼も多数承っております。 入居者様と直接日程調整を行ったり、完了報告書を写真付きで送付したりといった対応も可能です。 複数台の同時交換や、定期的なメンテナンス契約についてもご相談に応じます。 入居者様の生活を守るため、スピード対応を最優先いたします。
保証期間はどれくらいですか？故障した時のサポートは？
メーカー保証（通常1年、BL認定品は2年）に加え、弊社独自の「工事保証10年」をお付けしています。 これは施工ミスによる水漏れなどを長期にわたって保証するものです。 また、ご希望によりメーカーの延長保証（5年、8年、10年／有料）にも加入いただけます。 万が一故障した際は、まず弊社にご連絡いただければ、私たちが一次対応を行い、メーカー修理が必要な場合は手配を代行いたします。 「売って終わり」ではなく、末長くお付き合いさせていただきたいと考えております。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。 今回は士別市での石油給湯器交換について、費用相場や業者の選び方、そして冬場のトラブル対処法などをお話しさせていただきました。 給湯器は生活の基盤を支える重要な設備です。 特にここ士別のような厳寒の地では、お湯が出るという当たり前のことが、いかにありがたいことかを痛感させられます。 私たち生活案内所は、お客様がその「当たり前の幸せ」を一日たりとも失うことがないよう、地域密着で迅速なサービスを提供し続けています。 初期費用の安さだけでなく、ランニングコストや将来のメンテナンスまで見据えた最適なご提案をさせていただきます。 「お湯が出ない」という緊急事態はもちろん、「そろそろ交換時期かな？」というご相談まで、どんなことでもお気軽にお声がけください。 現場経験25年の私、大塚をはじめ、熟練のスタッフが誠心誠意対応させていただきます。
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