はじめまして、給湯器交換の生活案内所で全国エリアを担当しております大塚と申します。現場一筋25年、ここ石狩市でも花川や樽川の住宅街から、海沿いの厚田や浜益の集落まで、数えきれないほどの給湯器(ボイラー)を交換してきました。石狩湾から吹き付ける猛烈な風と、すべてを凍らせる冬の厳しさは、本州の現場とは比べものにならない過酷さがあります。
朝起きて顔を洗おうとしたとき、蛇口から水すら出ない絶望感、経験されたことがある方も多いのではないでしょうか。あのキンと冷えた空気の中で、モニターに表示されるエラーコードを見つめる不安な気持ち。そんな時こそ、私たち専門家を頼ってください。地域特有の凍結対策や塩害に強い機種選定など、地元の環境を知り尽くした私が直接サポートいたします。
スタッフ 経験豊富なスタッフがチームで連携し、給湯器の交換を実現します。安心してお任せください。上記の写真は私、大塚です。どんなに寒い日でも、お湯が出る当たり前の幸せを一日でも早く取り戻すため、チーム一丸となって現場へ急行します。石狩エリアの特殊な設置環境にも精通していますので、どうぞ安心してお任せください。
給湯器の交換に必要なもの
給湯器の交換をご依頼いただく際、スムーズな工事手配のためにいくつか事前に確認していただきたいポイントがあります。特に石狩市内の冬場は、雪の影響や凍結による緊急依頼が殺到しやすいため、正確な情報があるだけで対応スピードが格段に上がります。「お湯が出ない!」と焦ってしまうお気持ちは痛いほど分かりますが、まずは深呼吸をして、以下の3点をチェックしてみてください。
これらが分かれば、お電話口で概算の費用や、最短でいつ工事にお伺いできるかを即座にお答えできるようになります。ご自宅にある給湯器が石油(灯油)ボイラーなのか、ガス給湯器なのか、あるいは屋内に設置されているFF式なのか。それぞれのタイプによって在庫状況も異なりますので、ぜひご協力をお願いいたします。
現在ご使用中の品番
まず一番大切なのが、現在設置されている給湯器の「型番(品番)」です。これは本体の前面や側面に貼られている銀色や白色のシールに記載されています。例えば「OTQ-4704SAY」や「GT-C2462AWX」といった英数字の羅列がそれにあたります。長年使用していると、風雪や日光で印字が薄くなったり、サビで読み取れなくなっていることも石狩の現場ではよくあります。
もし文字が読めない場合は、無理に読み取ろうとせず、スマホで写真を撮って送っていただくのが確実です。品番が分かれば、現在お使いの機種の暖房能力や給湯能力(号数)、オートかフルオートかといった機能が一発で判明し、後継機種をミスなく選定することができます。特に寒冷地向けの機種はバリエーションが豊富なので、この情報は非常に重要です。
上の写真のように、外壁に設置されている給湯器は経年劣化でシールが剥がれかけていることもあります。そのような場合でも、本体の形状や配管のつながり方を見るだけで、熟練のスタッフならある程度の機種を特定できることがあります。「型番が見えないから頼めない」と諦めずに、まずはその状態をお知らせください。
現在の状況がわかる写真
次に、給湯器本体だけでなく、その「周囲の状況」が分かる写真をご用意いただけると大変助かります。給湯器の周りにどれくらいのスペースがあるか、足場は安定しているか、雪で埋もれていないかといった情報は、工事の難易度や所要時間を判断するうえで欠かせません。特に花川などの住宅密集地では隣家との境界が狭かったり、厚田方面では強風対策の囲いがあったりと、現場ごとの状況は千差万別です。
配管のカバーが付いている場合は、そのカバーも含めた全体像を撮影してください。また、屋内に設置されているボイラーの場合は、搬入経路(廊下の幅や階段の有無)も重要な情報になります。事前にこれらの写真があれば、「当日行ってみたら設置できなかった」というトラブルを未然に防ぎ、追加部材が必要な場合もあらかじめ用意して伺うことができます。結果として工事時間の短縮につながります。
私たちは上の写真のように、現場の状況を詳細に確認しながら最適な施工プランを立てています。写真一枚で、作業員が何人必要か、どのような工具を持参すべきかが判断できます。もし写真を送るのが難しい場合は、お電話で「本体の前に物置がある」「二階の壁に付いている」といった具体的な状況をお伝えいただくだけでも十分な情報になります。
いつ、どのような機種を用意したいか 費用感も
最後に、交換に対するご希望の条件をお聞かせください。「とにかく今日中にお湯が出るようにしたい」というスピード重視なのか、「機能はシンプルでいいから費用を抑えたい」という価格重視なのかによって、ご提案するプランは大きく変わります。石狩市では、ランニングコストを抑えられる「エコフィール(高効率石油給湯器)」や「エコジョーズ」を選ばれるご家庭が増えていますが、初期費用は従来型よりも高くなります。
ご予算の上限や、追い焚き機能の有無、床暖房への接続が必要かどうかなど、具体的なご要望をお伝えいただければ、無駄のない最適な機種をご案内します。下記のような明確なプラン表をもとに、隠しごとのない明朗会計でご説明しますのでご安心ください。
こちらの画像にあるようなリーズナブルなプランから、高機能な省エネタイプまで幅広く取り揃えています。「今の給湯器と同じ機能でいい」というご依頼が一番多いですが、家族構成が変わってお湯の使用量が減った場合は号数を下げてコストダウンすることも可能です。お客様のライフスタイルに合わせて、柔軟に調整いたします。
気づくためのサインとチェック方法
給湯器はいきなり壊れることもありますが、多くの場合は完全に停止する前に何らかの「予兆」を発しています。毎日使っていると気づきにくい小さな変化も、意識してチェックすることで大きなトラブルを未然に防ぐことができます。特に石狩の冬、氷点下の朝にお湯が止まってしまうと、生活への影響は甚大です。そうなる前に、ご自宅の給湯器が悲鳴を上げていないか確認してみましょう。
耳を澄ませて音を聞いたり、排気口の周りを見たりするだけで分かるサインもあります。ここでは、プロの視点から「これが出たら交換時期」という危険信号を4つご紹介します。もし当てはまる項目があれば、本格的な冬が来る前に点検や交換を検討されることを強くお勧めします。
前回の交換から何年使用しているか
給湯器の寿命は、一般的に「10年」と言われています。これはメーカーが定めている標準使用期間であり、10年を過ぎると部品の劣化が進み、故障のリスクが急激に高まります。石狩のような寒冷地では、凍結防止ヒーターが頻繁に作動したり、冬場の給湯負荷が高かったりするため、本州よりも寿命が短くなる傾向があります。
もし設置から12年以上経過しているなら、今は問題なく動いていても「いつ壊れてもおかしくない状態」です。特に、過去に一度も修理や点検をしていない場合は要注意です。古い機種は燃焼効率も落ちており、無駄な灯油やガスを消費している可能性もあります。製造年月は本体の銘板シールに記載されていますので、一度確認してみてください。
写真のように塗装が剥げていたり、サビが浮いている給湯器は、内部の腐食も進んでいる証拠です。見た目が古くなっているだけでなく、内部のゴムパッキンや基盤も限界を迎えていることが多いのです。「まだ使えるから」と先延ばしにしていると、真冬の夜中に突然お湯が出なくなり、交換まで数日間銭湯通いを余儀なくされるケースも少なくありません。
サイン2:異音や振動が大きくなった
お湯を出したときや、追い焚きをしているときに、以前とは違う音が聞こえませんか?「ボンッ」という爆発のような着火音、「ピーー」という甲高い笛のような音、あるいは「ゴーッ」という地響きのような低い唸り音。これらは全て、燃焼系やファンモーターに異常が起きているサインです。
特に「ボンッ」という音は、点火時の不完全燃焼やガス・灯油の滞留を示唆しており、放置すると機器の破損やボヤ騒ぎにつながる危険性があります。また、本体がガタガタと激しく振動する場合も注意が必要です。固定金具が緩んでいるだけなら良いですが、内部の回転部品が軸ブレを起こしている場合は、近いうちに完全に動かなくなります。いつもと違う音や振動を感じたら、すぐに使用を中止してご連絡ください。
屋内に設置されるFF式(強制給排気)のボイラーの場合、異音はさらに深刻なサインかもしれません。燃焼排ガスが正常に排出されず、室内に漏れ出すリスクもあるためです。写真のような屋内設置タイプをお使いのご家庭では、音の変化には特に敏感になっていただくようお願いしています。
サイン3:リモコンのエラー表示が頻発する
台所や浴室のリモコンに、数字が点滅していませんか?「111」「110」「140」「90」などのエラーコードは、給湯器からのSOSです。一度電源を切って入れ直すと消えることもありますが、それは一時的にリセットされただけで、根本的な原因は解決していません。何度も同じエラーが出る場合は、内部部品の故障が確定的です。
例えば「111」や「110」は点火不良、「140」は過熱防止装置の作動、「90」番台は燃焼異常を示します。これらを無視して使い続けると、安全装置が働いて完全にロックがかかり、二度と動かなくなってしまいます。エラーコードが表示されたら、スマホでその番号を撮影し、日時とともに記録しておいてください。修理や交換の際に非常に役立つ情報となります。
私たちは現場到着後、リモコンの履歴を確認して原因を特定します。最近の機種は過去のエラー履歴を記憶しているため、お客様が気づかなかった不具合も見逃しません。エラーが頻発するということは、給湯器が「もう限界だよ」と訴えているのです。その声を無視せず、早めの対処を心がけてください。
サイン4:排気口からの黒煙や水漏れ
屋外に出て、給湯器の周りを見てみてください。排気口の周りが煤(スス)で真っ黒になっていたり、排気ガスから酸っぱい臭いがしたりしていませんか?これは不完全燃焼を起こしている証拠です。特に石油給湯器の場合、ノズルの詰まりや空気不足で黒煙が出ることがあります。そのまま使い続けると、熱交換器が詰まって火災の原因にもなります。
また、本体の下が濡れている場合も要注意です。雨や雪解け水ではなく、給湯器内部からの水漏れであれば、配管の腐食や接続部の緩みが疑われます。常に水がポタポタと漏れている状態は、水道代がかさむだけでなく、漏電によるショートを引き起こし、基盤をショートさせる恐れがあります。本体下のコンクリートが常に湿っているようなら、水漏れを疑ってください。
写真のように、給湯器の下の基礎部分にシミができている場合は水漏れの可能性が高いです。特に冬場は、凍結によって内部の配管が破裂し、気温が上がった昼間に溶け出して水漏れが発覚するケースが多々あります。「たかが水漏れ」と侮らず、発見したらすぐにご相談ください。
専門調査の重要性
ここまで4つのサインをご紹介しましたが、これらはあくまで表面的な症状に過ぎません。本当の原因がどこにあるのか、修理で直るのか交換が必要なのかを正確に判断するには、やはり専門家による調査が不可欠です。私たちは専用の機器を使ってガス圧や燃焼状態を測定し、目に見えない不具合まで徹底的にチェックします。
「まだ使えるかもしれない」という期待を持たれるお気持ちも分かりますが、素人判断で使い続けて事故になってしまっては取り返しがつきません。調査とお見積もりは無料で行っておりますので、少しでも不安を感じたら、健康診断のような感覚で私たちをお呼びください。プロの目で、ご自宅の給湯器の状態を正直にお伝えします。
私たちは、ただ商品を売るだけでなく、お客様の安全を守ることを第一に考えています。調査の結果、部品交換だけであと数年は使えると判断できれば、正直にそうお伝えします。無理な押し売りは一切いたしません。信頼できる地元のパートナーとして、最適な選択肢をご提案することをお約束します。
放置によるリスクと悪影響
「調子は悪いけど、だましだまし使えばなんとかなるだろう」。そう思って交換を先延ばしにしていると、ある日突然、大きな代償を払うことになるかもしれません。給湯器のトラブルは、単にお湯が出なくなるだけでは済まないことが多いのです。特に石狩のような寒冷地では、一つの故障が連鎖的に他の設備を壊し、被害が拡大するケースが後を絶ちません。
真冬に暖房もお湯も使えなくなれば、命に関わる事態にもなりかねません。ここでは、不調を放置することで発生する具体的なリスクと、それが生活にどのような悪影響を及ぼすかを解説します。これを知れば、なぜ「早めの交換」が推奨されるのか、その理由がはっきりと分かるはずです。
リスク1:真冬の完全停止と生活へのダメージ
最も恐ろしいのは、やはり「真冬の故障」です。給湯器は外気温が下がるほど負荷がかかるため、一年で最も寒い時期に壊れる確率が圧倒的に高いのです。1月や2月の厳寒期、外は吹雪。そんな中でお湯が一切使えなくなったらどうなるでしょうか。お風呂に入れないのはもちろん、洗面や炊事の水も氷のように冷たく、家事をする手がかじかんで激痛に変わります。
さらに、暖房機能付きのボイラーをお使いの場合、お部屋の暖房までもがストップしてしまいます。ストーブがなければ室温は氷点下まで下がり、水道管全体が凍結して破裂する二次被害も招きます。繁忙期はメーカーの在庫も品薄になりがちで、交換までに1週間以上待たされることも珍しくありません。その間、寒さと不便さに耐える生活は想像以上に過酷です。
写真のような古い給湯器が、ある朝突然動かなくなる。それがもし年末年始だったら、業者とも連絡がつかず、最悪の年越しを迎えることになってしまいます。そうならないためにも、本格的な冬が来る前の「予防交換」が、家族の快適な生活を守るための最善策なのです。
リスク2:凍結破損による高額な修繕費
不調の給湯器を放置していると、凍結防止機能が正常に作動しないことがあります。通常、給湯器は気温が下がると自動的にヒーターやポンプを動かして内部の水を循環させ、凍結を防いでいます。しかし、基盤やセンサーが劣化しているとこの機能が働かず、一晩で内部の配管がカチコチに凍りついてしまうのです。
凍結によって配管が破裂すると、本体の交換だけでなく、周囲の水道管の修理や、水浸しになった床下の修繕など、莫大な費用がかかることがあります。マンションであれば、階下への漏水事故に発展し、損害賠償問題になることさえあります。給湯器代の何倍もの出費を防ぐためにも、正常に動作する機器を設置しておくことが重要です。
「もう少し使える」という油断が、結果的に数十万円単位の損失を生むこともあります。特に石狩市内の風が強いエリアでは、凍結リスクが格段に高いため注意が必要です。正常な給湯器なら、よほどの極寒でない限り凍結防止運転で持ちこたえられますが、故障しかけの機器にその力はありません。
リスク3:一酸化炭素(CO)中毒の危険性
不完全燃焼を起こしている給湯器を使い続けることは、家族の命を危険にさらすことと同義です。特に屋内に設置されているFF式ストーブやボイラーの場合、排気筒(煙突)の接続部が腐食していたり、熱交換器に穴が開いていたりすると、室内に一酸化炭素(CO)が漏れ出す可能性があります。
一酸化炭素は無色無臭で、気づかないうちに中毒症状を引き起こします。頭痛や吐き気を感じた時にはすでに手遅れというケースもあり、最悪の場合は死に至ります。屋外設置であっても、窓の近くに排気口がある場合は、風向きによって室内に排ガスが流入することもあります。安全装置が作動して停止するのは、最後の警告です。それを無理に解除して使い続けることだけは絶対にやめてください。
特殊ケース:ソーラー接続や井戸水利用のリスク
石狩市内の一部地域では、井戸水を使用していたり、屋根の太陽熱温水器(ソーラー)と給湯器を接続しているご家庭も見られます。これらの特殊な環境下では、標準的な水道水を使用する場合に比べて、配管内のスケール(カルシウム等の付着)詰まりや腐食が早く進行する傾向があります。
井戸水に含まれるミネラル分は、給湯器内部の銅配管に穴を開けることがあります。また、ソーラー接続タイプはシステムが複雑なため、一方の不調が他方に悪影響を及ぼすことも。こうした特殊な設備をお使いの場合は、一般的な寿命よりも早く不具合が出る可能性を考慮し、こまめなメンテナンスを心がける必要があります。
写真のようなソーラー対応機種は、配管接続が複雑で、交換にも専門的な知識が必要です。不調を放置すると、せっかくの太陽熱システム自体が使えなくなることもあります。特殊な環境だからこそ、早めの点検と、経験豊富な業者への相談が大切です。
発見したときの正しい初動
「お湯が出ない!」「変な音がする!」そんなトラブルに直面したとき、パニックにならずに正しい行動がとれるでしょうか。初動の対応次第で、その後の復旧スピードや安全性は大きく変わります。闇雲にボタンを押したり、叩いたりしても直ることはありませんし、かえって状況を悪化させることもあります。
ここでは、異常を発見した際にまず行うべき応急処置と、業者へのスムーズな連絡方法、そして到着までにご自身でできる準備について解説します。もしもの時のために、この手順を頭の片隅に入れておいてください。
緊急時の応急処置
異臭がしたり、煙が出ている場合は、直ちに給湯器の使用を中止し、リモコンの電源を切ってください。そして、屋外にあるガス栓や灯油タンクのバルブを閉めることが最優先です。もしガス臭いと感じたら、換気扇などの電気スイッチには触れず(火花で引火する恐れがあります)、窓を開けて換気を行ってください。
単にお湯が出ないだけで、危険な兆候がない場合は、まずは「リセット」を試してみる価値があります。リモコンの運転スイッチを切り、コンセントを一度抜いて、1分ほど待ってから差し直してみてください。一時的なエラーであればこれで復旧することもあります。ただし、何度もエラーを繰り返す場合は無理に再起動せず、電源を切って待機してください。
写真のように、私たちスタッフは現場到着までの間の安全な待機方法もご案内しています。不安なことがあれば、お電話の際に遠慮なくご質問ください。「とりあえずコンセントを抜いておいてください」といった的確なアドバイスをさせていただきます。
専門業者への連絡
応急処置が済んだら、すぐに専門業者へ連絡しましょう。この時、賃貸住宅にお住まいの方は、まず管理会社や大家さんに連絡するのが鉄則です。勝手に修理や交換をすると、後で費用トラブルになる可能性があります。持ち家の方は、私たちのような給湯器交換の専門業者に直接ご連絡ください。
連絡の際は、先ほど確認した「品番」「症状(エラーコードなど)」「現在の状況」を伝えるとスムーズです。「今すぐ来てほしい」のか「見積もりが知りたい」のか、ご希望も明確にお伝えください。石狩市内であれば、最短で即日、遅くとも翌日には現地調査に伺える体制を整えています。
お電話一本で、在庫の確認から工事スタッフの手配までをワンストップで行います。特に冬場はスピード勝負。迷っている間に予約が埋まってしまうこともありますので、まずは一度お電話ください。
ご自身で出来ること
業者の到着を待つ間、もし余裕があれば、給湯器周りの片付けをしておいていただけると助かります。交換作業では、大きな本体を搬出入したり、工具を広げたりするスペースが必要です。給湯器の前に自転車やタイヤ、除雪道具などが置かれている場合は、少し移動していただけると作業がスムーズに進みます。
また、冬場であれば、給湯器までの通路の除雪をしていただけると大変ありがたいです。雪に埋もれた状態から掘り起こして作業するのは時間がかかり、その分、お湯が出るまでの時間が遅くなってしまいます。もちろん無理をする必要はありませんが、可能な範囲でご協力いただけると、最短での復旧につながります。
お客様のご協力と私たちの技術が合わさって初めて、迅速で完璧な工事が実現します。温かいお湯が出る生活を一日でも早く取り戻すため、一緒に準備を進めましょう。
解決策と費用の目安
給湯器の交換となると、やはり気になるのが「費用」です。「数十万円もかかるのではないか」「追加料金を請求されたらどうしよう」といった不安をお持ちの方も多いでしょう。生活案内所では、お客様に安心してご依頼いただけるよう、分かりやすい料金体系と、事前に総額を提示する明朗会計を徹底しています。
ここでは、石狩エリアでの一般的な交換費用の相場と、どのような要素で価格が決まるのかを詳しく解説します。安さだけでなく、工事の質や保証内容も含めた「納得の価格」をご提案します。
全国対応可能:石狩市全域をカバー
私たちは全国ネットワークを持っていますが、石狩市においても地域密着の施工体制を整えています。花川、樽川、緑苑台といった中心部はもちろん、厚田区や浜益区といった距離のあるエリアでも出張対応いたします。地元の気候風土を知り尽くした職人が伺いますので、安心感が違います。
全国規模で大量に給湯器を仕入れることで、機器本体の価格を大幅に抑え、その分をお客様に還元しています。「地元の個人店では高かったけど、ここなら予算内に収まった」というお声も多数いただいております。距離による追加出張費なども、事前にお伝えした見積もり以外には一切かかりません。
方法の種類:石油・ガス・エコキュート
交換する機種のタイプによって、費用は大きく異なります。石狩市で最も多いのは「石油給湯器(灯油ボイラー)」です。このタイプは、給湯専用であれば工事費込みで10万円台前半から、追い焚き付きのオートタイプなら10万円台後半からが目安となります。直圧式と貯湯式でも価格が変わり、水圧の強い直圧式の方が若干高くなります。
ガス給湯器の場合は、6万円台からと比較的安価ですが、プロパンガスの場合はガス会社との契約縛りがないか確認が必要です。また、最近増えている「エコジョーズ」や「エコフィール」といった省エネ機種は、本体価格は2〜3万円高くなりますが、毎月の燃料費が節約できるため、数年で元が取れる計算になります。ご家庭の使用量に合わせて、トータルコストでお得な方をご提案します。
写真のような最新の石油給湯器は、燃焼音が静かで、灯油の臭いも大幅に軽減されています。「ボイラーはうるさい」というイメージをお持ちの方は、その進化に驚かれるはずです。
費用が決まる要因
最終的な工事費用は、「本体価格」+「標準工事費」+「追加部材・作業費」で決まります。標準工事費には、既存機器の撤去・処分、新しい機器の設置、配管接続、試運転が含まれます。追加費用が発生するケースとしては、設置場所が高所や狭所で作業員が複数必要な場合や、配管の延長・加工が必要な場合、凍結防止帯(ヒーター)の巻き直しが必要な場合などがあります。
特に石狩では、凍結防止ヒーターの劣化が見られることが多く、これを新しいものに交換する費用が数千円〜数万円かかることがあります。しかし、これをケチると冬に凍結事故を起こすため、必要経費としてご説明させていただいています。もちろん、勝手に交換して後から請求することはありません。必ず作業前に状況をお見せし、ご了承をいただいてから着手します。
お見積書には、何にいくらかかるのかを細かく記載します。「一式」というどんぶり勘定はいたしません。どの部品代でいくらなのか、納得いくまでご質問ください。
保険・補償制度の適用
万が一の工事トラブルに備えて、私たちは「工事賠償責任保険」に加入しています。施工中の事故や、施工後の水漏れなどで家財に損害を与えてしまった場合でも、しっかりと補償できる体制を整えています。これは、格安業者や個人業者では加入していないことも多い重要なポイントです。
また、設置する給湯器本体にはメーカー保証がつきますが、さらに独自の「施工保証」もお付けしています。工事箇所からの水漏れや不具合に対して、長期間無償で対応いたします。「安かろう悪かろう」ではなく、「安くて安心」を提供できるのは、こうした裏付けがあるからです。
悪質業者への注意
残念なことに、給湯器業界にも悪質な業者が存在します。「格安」を謳って集客し、現地で「追加工事が必要だ」と高額な費用を請求したり、資格を持っていない素人が工事をしてガス漏れ事故を起こしたりするケースが報告されています。
業者選びで失敗しないためのポイントは、「資格の有無」と「所在地が明確か」を確認することです。GSS(ガス機器設置スペシャリスト)などの資格を持っているか、ホームページに運営会社の情報が載っているかをチェックしてください。あまりにも安すぎる見積もりには裏があることが多いです。相場を知り、適正価格でしっかりとした工事をしてくれる業者を選びましょう。
実際の施工事例
論より証拠、ということで、実際に私たちが石狩市や近郊エリアで行った施工事例をいくつかご紹介します。どんなに良いことを言っても、実際の仕上がりが全てです。古いボイラーがどのように新しくなり、配管がどう綺麗に収まったのか、ビフォーアフターの写真をご覧いただければ、私たちの技術力を感じていただけると思います。
また、交換工事をご依頼いただいたお客様からの「生の声」も掲載します。お湯が出なくて困っていた時の心境や、工事後の快適な生活について、リアルな感想をいただきました。業者選びの参考にしていただければ幸いです。
給湯器交換事例:花川南での石油給湯器交換
こちらは石狩市花川南の戸建住宅での施工事例です。20年近く使用されたナショナル製の石油給湯器から、ノーリツの最新機種への交換をご依頼いただきました。既存の給湯器は屋外据置型で、サビが酷く、いつ底が抜けてもおかしくない状態でした。お客様は「燃焼音が大きくて近所迷惑にならないか心配だった」とおっしゃっていました。
新しい給湯器は同じ据置型ですが、コンパクトで静音性の高いモデルを選定しました。配管の接続位置が若干異なりましたが、フレキ管を使って綺麗にアジャストし、保温材も新品の分厚いものに巻き直しました。これで真冬の凍結リスクも大幅に低減されます。
写真をご覧ください。左が施工前、右が施工後です(※写真はイメージです)。古びて傾いていた給湯器が、ピカピカの新品になり、水平もきっちりと取られています。見た目が良くなるだけでなく、熱効率が上がって灯油の減りも遅くなったと、後日お喜びの声をいただきました。
お客様の声1:樽川在住 50代男性
「朝起きたらお湯が出ず、リモコンにエラー110が出ていました。外を見たらボイラーから煙が出ていてパニックに。ネットで検索して生活案内所さんに電話したところ、大塚さんという方がすぐに対応してくれました。
電話での説明も分かりやすく、『今の時期ならこの機種が在庫あります』と即答してくれたのが頼もしかったです。工事に来てくれたスタッフさんも手際が良く、凍結防止のアドバイスまでしてくれました。あいの里の実家も古いボイラーを使っているので、何かあったらまたお願いします。」
お客様の声2:厚田区在住 60代女性
「海沿いで風が強く、ボイラーがすぐ錆びてしまうのが悩みでした。今回は塩害に強い塗装の機種を提案していただき、納得して交換を決めました。わざわざ遠くまで来てくれるか不安でしたが、快く引き受けてくださり感謝しています。
工事中も強風で大変だったと思いますが、嫌な顔ひとつせず作業してくれました。新しい給湯器はお湯張りが早くて本当に快適です。冬の寒さが厳しい地域ですが、これでお風呂の心配なく過ごせます。」
お客様の声3:緑苑台在住 40代主婦
「エコキュートへの切り替えも検討していましたが、初期費用の面で迷っていました。担当の方がガス、灯油、電気それぞれのメリット・デメリットを数字で示してくれたので、我が家には高効率の石油給湯器(エコフィール)が合っていると判断できました。
無理に高い方を勧めるのではなく、こちらの生活スタイルに寄り添った提案が嬉しかったです。見積もり通りの金額で、追加請求も一切ありませんでした。信頼できる業者さんに出会えてよかったです。」
よくある質問
不安をすぐ解消するQ&A
石狩市で石油給湯器を即日交換する場合の在庫状況は?
石狩市を含め、北海道エリアでは石油給湯器(ボイラー)が主流のため、常時豊富な在庫を確保しています。特にノーリツやコロナの主力機種(3万キロ・4万キロ、直圧・貯湯式)は即日対応できるよう準備しています。ただし、12月〜2月の繁忙期は注文が殺到し、一時的に品薄になることもあります。また、屋内設置のFF式や特殊な排気筒形状のものは取り寄せになるケースもあります。品番をお伝えいただければ、その場ですぐに在庫の有無と最短工事日をご回答しますので、まずはお電話ください。
冬場の工事で水道凍結が心配ですが対策はありますか?
はい、万全の対策を行います。冬場の工事では、給湯器の交換中に一時的に水を止める必要がありますが、その間に配管内の水が凍結しないよう、水抜き栓の操作やヒーターによる保温を徹底しながら作業を進めます。また、新しい給湯器を設置する際には、既存の保温材(断熱材)が劣化していないかチェックし、必要であれば新しい保温材を巻き直したり、凍結防止ヒーターを追加で設置したりする提案もさせていただきます。石狩の厳しい寒さを熟知したスタッフが施工しますのでご安心ください。
花川南の戸建ですが、エコジョーズへの変更は可能ですか?
可能です。現在プロパンガス(LPG)をご利用であれば、従来型のガス給湯器から高効率の「エコジョーズ」へ交換することで、ガスの使用量を約10〜15%削減できます。ただし、エコジョーズは運転中に「ドレン水(中和水)」が排出されるため、その排水を流すための配管工事が別途必要になります。花川南の戸建住宅であれば、雨水升や汚水升への接続が比較的容易なケースが多いですが、設置場所によっては工事費が少し上がる可能性もあります。現地調査で最適なルートを確認いたします。
給湯器の交換費用は見積もり後に高くなることはありますか?
原則として、見積もり提示後の追加費用は一切ありません。私たちは事前の現地調査(または写真確認)でお客様の設置環境を詳細に把握し、必要な部材や作業費をすべて含んだ「確定見積もり」をご提示します。ただし、工事中に壁を開けてみたら内部の配管が腐食していて緊急修繕が必要になった場合など、予期せぬ事態が起きたときは、必ずお客様に状況をご説明し、ご承諾をいただいてから作業を行います。勝手に工事をして後から請求することは絶対にありません。
厚田区や浜益区でも出張費は無料ですか?
はい、石狩市内であれば、厚田区や浜益区といった中心部から離れたエリアでも、基本的にはエリア内として対応しており、高額な遠距離出張費を請求することはありません。ただし、冬場の悪天候時などで移動に著しく時間がかかる場合や、フェリー等が必要な離島(石狩にはありませんが)の場合はご相談させていただくことがあります。基本的にはお電話で提示した金額コミコミで対応しますので、遠方の方もお気兼ねなくご相談ください。地元の業者が見つからない場合も私たちが駆けつけます。
古いボイラーの処分費用はかかりますか?
いいえ、交換工事費の中に「既存機器の撤去・処分費」も含まれています。取り外した古いボイラーや給湯器は、産業廃棄物として法令に基づき適正に処理いたします。不法投棄などは一切行いませんのでご安心ください。また、もしお客様ご自身で処分されたい場合は、その分をお値引きできることもあります(自治体の粗大ゴミ回収などを利用される場合)。基本的には重くて運ぶのも大変ですので、私たちにお任せいただくのが一番楽で安全かと思います。
アパートの大家ですが、入居者様との日程調整も頼めますか?
はい、お任せください。オーナー様からご依頼をいただいた後、私たちが直接入居者様にご連絡し、ご都合の良い日時で工事日程を調整することが可能です。完了後の報告や写真の送付、請求書の発行などもスムーズに行います。石狩市内の賃貸物件オーナー様や管理会社様からのリピート依頼も多数いただいております。「入居者様からお湯が出ないとクレームが来ている」といった緊急案件も、優先的に対応いたします。
保証期間中に故障した場合の対応はどうなりますか?
施工完了後、メーカー保証(通常1〜2年)に加えて、弊社独自の施工保証をお付けしています。もし保証期間内に、私たちの施工ミスが原因で水漏れなどの不具合が起きた場合は、無償で修理・対応させていただきます。また、機器本体の故障についても、メーカーメンテナンスの手配を代行いたします。さらに安心を求められる方には、メーカーが提供する延長保証(最長10年・有料)への加入も手続き可能です。設置して終わりではなく、長く安心してお使いいただけるようサポートします。
クレジットカードや分割払いは利用できますか?
はい、ご利用いただけます。工事完了後のお支払いは、現金のほか、各種クレジットカード(VISA, MasterCard, JCBなど)、銀行振込、PayPayなどのQRコード決済に対応しています。また、高額な工事になる場合は、リフォームローンのご利用も可能です(事前の審査が必要です)。急な故障で手持ちの現金がない場合でも、柔軟なお支払い方法をご用意していますので、まずはお湯が出る生活を取り戻すことを優先してください。
他社で購入した給湯器の取り付け工事だけをお願いできますか?
申し訳ありませんが、原則として「本体+工事」のセットでのご依頼のみ承っております。ネットオークションや他店で購入された給湯器(施主支給品)の取り付けのみを行う工事は、万が一の故障時に責任の所在(機器の欠陥か施工ミスか)が曖昧になりやすく、お客様にご迷惑をおかけする可能性があるためです。私たちが仕入れた商品は正規ルートの新品であり、責任を持って保証できるものに限らせていただいております。その分、トータル価格では他店に負けない安さに挑戦しています。
最後に
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。石狩の冬、吹雪の中でかじかんだ手を温めるお湯のありがたさは、この土地に住む私たちにしか分からない格別なものがあります。
「お湯が出ない」というトラブルは、ただ不便なだけでなく、心まで冷え切らせてしまうものです。だからこそ、私は一件でも多く、一分でも早く、その不安を取り除きたいと願って日々現場を走っています。「大塚さんに頼んでよかった」「これで安心して冬を越せるよ」。お客様からいただくその一言が、私の何よりのエネルギー源です。
給湯器のことで何か少しでも気になることがあれば、どんな小さなことでも構いません。夜中でも早朝でも、まずは私たちにご相談ください。あなたの家の「当たり前の温かさ」を守るため、全力を尽くすことをお約束します。
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