【石油給湯器交換】を佐賀県でお考えなら追加費用なしの生活案内所へ

佐賀県で石油給湯器を交換する前に「現場の現実」を知ってください

【現場の真実①】石油給湯器の交換費用「相場」と「安さの裏側」

一般的に言われている相場と内訳

まずは、一般的にネットやチラシで目にする石油給湯器交換の費用感について整理しておきましょう。佐賀県内で石油給湯器を交換する場合、機器本体と工事費を合わせた総額は、おおよそ以下の範囲に収まると言われています。

• 給湯専用タイプ（お湯を出すだけ）： 12万円～18万円程度
• オートタイプ（自動お湯張り・追い焚き）： 18万円～25万円程度
• フルオートタイプ（配管洗浄まで全自動）： 22万円～30万円程度
• エコフィール（高効率型）： 上記に＋3万円～5万円程度

内訳としては、本体価格が定価の40%～60%OFF程度で提供され、そこに標準工事費（3万円～5万円）、処分費、消費税が加算されるのが一般的です。これらはあくまで「何の問題もなく、スムーズに交換できた場合」の標準的な価格設定です。

【大塚の視点】「表示価格」を信じるな。佐賀の現場で起きる「追加請求」の正体

さて、ここからが本題です。ネット上の「コミコミ価格12万円！」という広告を見て飛びついた結果、現地調査で「あ、これは追加費用がかかりますね」と言われてガッカリした経験はありませんか？あるいは、安く済んだと思ったら、数年後に配管から水漏れした……なんて話、私は嫌というほど聞いてきました。

佐賀県の、特に築年数が経過した戸建て住宅において、カタログ通りの「標準工事」で収まる現場なんて、正直半分もありません。なぜか？それは「配管の状態」と「設置環境」が千差万別だからです。

例えば、佐賀の農家さんや古い住宅でよく見るのが、鉄管や古い塩ビ管が使われているケース。これらは経年劣化でボロボロになっており、新しい給湯器に繋ぐために少し触っただけで、接続部分がポッキリ折れたり、ヒビが入ったりします。安い業者はどうするか？見なかったことにして、無理やりパッキンを重ねてねじ込みます。これ、1年目は持ちますが、3年目で確実に漏れます。私は、こういった古い配管が見えたら、地面を掘り返してでも、根本から新しい樹脂管に引き直す提案をします。当然、数千円から1万円程度の材料費と手間賃はかかりますが、この先10年安心して使えるなら、どちらが本当の「安さ」でしょうか？

また、オイルタンク（灯油タンク）の問題もあります。給湯器本体は新品になったのに、タンクはサビだらけのまま……という現場をよく見ます。タンクの中に溜まった「結露水」や「サビ」が新しい給湯器に流れ込んだらどうなると思いますか？一発でバーナーが詰まって故障します。最悪の場合、保証対象外です。「給湯器交換専門店」を名乗りながら、タンクの洗浄やフィルター交換、送油管のエア抜きを適当に済ませる業者が多すぎます。

私が提示する見積もりは、決して「県内最安値」ではないかもしれません。しかし、廃棄処分費、配管の修正費、オイルタンクの点検清掃、そして凍結防止の保温材（キャンバステープ）の巻き直しまで、全て含んだ「正直な価格」です。後から「やっぱり追加で」なんて言うのは、プロの恥だと思っています。

以下に、私たちが自信を持って提供しているノーリツ製の主力商品の価格を載せておきます。これが、手抜きなしで工事ができる適正価格のラインだと考えてください。

【現場の真実②】佐賀県特有の「機種選び」と「エコフィールの損得」

一般論：家族構成と号数（キロ数）の選び方

石油給湯器を選ぶ際、まず基準になるのが「給湯能力」です。ガス給湯器でいう「号数」にあたるもので、石油給湯器では「4万キロ（46.5kW）」と「3万キロ（32.4kW）」が主流です。

一般的には以下のように案内されます。

• 4万キロ（直圧式推奨）： 4人家族以上、シャワーと台所を同時に使いたいご家庭。水圧が強く、ガス給湯器に近い感覚で使えます。
• 3万キロ（貯湯式・直圧式）： 2～3人家族、同時使用が少ないご家庭。価格が安く抑えられます。

また、最近では燃費の良い「エコフィール」も推奨されます。排熱を再利用することで灯油の消費量を抑え、年間で約7,000円～10,000円程度の灯油代節約になると言われています。

【大塚の視点】カタログスペックで選ぶと失敗する。「水圧」と「塩害」を見落とすな

「家族が減ったから3万キロでいいよ」とおっしゃるお客様がいますが、私は必ず「今のシャワーの水圧に満足していますか？」と聞きます。佐賀の戸建て、特に2階にお風呂があるお宅や、配管が長いお宅で、安易に「3万キロの減圧式（貯湯式）」を選ぶと、シャワーがチョロチョロとしか出なくて後悔することになります。一度下げた水圧を上げる工事は大変です。迷ったら絶対に「4万キロの直圧式」を選んでください。日々のストレスが全く違います。

それから、佐賀県で無視できないのが「塩害」です。唐津市や伊万里市、あるいは有明海沿岸の地域。海風が当たる場所に設置する場合、標準仕様の塗装では数年で外装がサビてボロボロになります。カタログには小さくしか書いてありませんが、「耐塩害仕様」にするか、あるいは少し高くても「ステンレス外装」の機種を選ぶべき現場が確実に存在します。「うちは海から少し離れているから」と思っても、風に乗って塩分は飛んできます。ご近所の室外機や自転車がサビているなら、給湯器も対策が必要です。

そして「エコフィール」について。これもぶっちゃけます。すべてのご家庭でお得になるわけではありません。エコフィールは本体価格が3万～5万円ほど高くなります。灯油代の節約でこの元を取るには、4人家族で毎日お風呂を沸かして、だいたい5年～7年かかります。もし、ご夫婦お二人暮らしでシャワーがメインなら、元を取る前に給湯器の寿命（10年）が来る可能性が高い。さらに言えば、エコフィールは構造上、「ドレン排水」という酸性の水が出ます。これを処理するための工事（浸透マスや配管接続）が適切に行われないと、コンクリートが腐食したり、庭が汚染されたりします。ただ「エコだから」と勧めてくる業者は、このドレン排水工事の手間を嫌がって、垂れ流しにするような悪質なケースもあるので要注意です。

私が提案する時は、過去1年の灯油購入量を聞くこともあります。計算して「これなら従来型の方がトータルコストが安いですよ」と正直に伝えます。それが地元のプロの仕事だと思っています。

【現場の真実③】「どこに頼むか」で寿命が決まる。業者選びの決定打

一般論：資格と保証をチェックしましょう

業者選びのポイントとしてよく挙げられるのは、以下の点です。

• 必要な資格（液化石油ガス設備士など）を持っているか。
• 工事保証がついているか（5年～10年）。
• 口コミや評判が良いか。
• 見積もりが明確か。

これらは最低限の条件であり、多くの業者がホームページで「有資格者が対応」「安心保証」と謳っています。しかし、紙の上の資格と、実際の現場対応力は別物です。

【大塚の視点】「誰が来るか」が全て。見えない部分の「保温」と「固定」を見ろ

あえて強い言葉を使いますが、ネットの大手仲介サイトに頼むと、実際に来るのは「佐賀の請負職人」です。彼らが悪いわけではありませんが、彼らは「1件いくら」の安い単価で請け負っているため、数をこなす必要があります。つまり、1件に時間をかけられないのです。

時間がかけられないとどうなるか？一番差が出るのが「配管の保温工事（キャンバステープ巻き）」と「本体の固定」です。

冬場、佐賀の山間部では気温が氷点下になります。給湯器の配管がむき出しだったり、保温材が隙間だらけだったりすると、一発で凍結して破裂します。私は、配管の根元、地面との境目、金具の裏側まで、指先が痛くなるほどきっちりと保温テープを巻き込みます。「そこまでやらなくても」と言われることもありますが、この「ひと手間」が、大寒波の朝にお湯が出るか出ないかを分けるんです。

また、地震や台風への対策も重要です。古い給湯器を撤去した後、アンカーボルトの穴がガバガバになっていることがあります。そこにそのまま新しいネジを突っ込んで「固定しました」という業者がいますが、そんなのは手で揺らせばグラグラです。私は、必要であれば基礎のコンクリートを補修したり、転倒防止金具を追加したりして、ビクともしない状態にしてから引き渡します。

私たちがなぜ、メーカー研修に定期的に参加し、社内で施工基準を厳しく設けているか。それは、お客様に「お湯が出る生活」ではなく「安心が続く生活」をお届けしたいからです。安さだけで選んだ業者が、数年後に電話が繋がらなくなっている……そんな悲しい話をこれ以上聞きたくありません。

給湯器交換工事の流れ：お問い合わせから設置完了まで

お問い合わせから工事完了までは、極めてシンプルです。お客様をお待たせしないよう、最短のルートで対応します。

1. お問い合わせ（電話・フォーム）： 現在の給湯器の状況をお知らせください。「お湯が出ない！」という緊急時はお電話が一番早いです。給湯器の型番（本体のシールに記載）を伝えていただけると、その場で概算見積もりが可能です。
2. 現地調査・正式見積もり： 佐賀県内であれば、すぐに駆けつけます。設置状況、搬入経路、配管の状態を確認し、その場で「これ以上1円も上がらない」確定見積もりをご提示します。
3. 工事日決定・施工： 在庫があれば即日、あるいは翌日の工事も可能です。工事時間は通常3時間～半日程度。お湯が使える状態にして、操作説明まで丁寧に行います。
4. お支払い・アフターフォロー： 工事完了後、問題がないことを確認していただいてからのお支払いです。設置後も何かあればすぐに駆けつけます。

よくあるご質問（FAQ）

Q. 頼んでからどれくらいで工事に来てもらえますか？

A. 在庫がある主要機種であれば、最短で「即日」対応が可能です。特に冬場は故障が多発するため、在庫を多めに確保していますが、特殊な機種の場合はメーカー取り寄せとなり、2～3日いただく場合もあります。お湯が出なくてお困りの場合は、代替機の貸し出しなどの応急処置も相談に乗りますので、まずはお電話ください。

Q. 見積もり後の追加料金は本当にありませんか？

A. はい、ありません。私は現地調査の段階で、配管の劣化具合や部材の必要性を完全に見抜きます。万が一、工事中に予期せぬトラブル（壁の中の配管腐食など）が見つかったとしても、それはこちらの調査不足ですので、当初の見積もり金額で責任を持って完工させます。ご安心ください。

Q. 佐賀県のどのエリアまで対応していますか？

A. 佐賀市、唐津市、鳥栖市をはじめ、佐賀県全域に対応しています。伊万里市、武雄市などの西部エリアや、山間部のお客様も遠慮なくご相談ください。地域密着で動いておりますので、出張費だけで高額になるようなことはいたしません。