「安かったらよか」で選ぶと地獄を見るばい！福岡の給湯器交換、その「激安」の裏側を全部バラしたる
「お湯が出らん！今日風呂に入れんとかありえん！」福岡市内の密集地、あるいは北九州市の工場夜景が見える家、久留米市の筑後川沿い。突然の給湯器トラブルは、せっかちな博多っ子にとっては死活問題です。「一刻も早く、そして一円でも安く直したい」と、スマホで検索して一番上に出てきた「福岡最安値！」「地域No.1！」といった威勢のいい広告に飛びつきたくなる気持ちも分かります。
申し遅れました。給湯器交換一筋25年、現場の泥と油、そして時にはお客様の怒号と涙にまみれて生きてきた大塚です。福岡はよか街ですが、こと給湯器に関しては、ネット上の甘い言葉に騙され、安物買いの銭失いどころか、家の寿命を縮めるような粗悪工事を掴まされている人が後を絶ちません。福岡特有の塩害、PM2.5を含む汚れた空気、そして都市ガスとプロパンが混在する複雑な事情。これらを無視した「激安工事」が、どれほど危険か知っていますか？
今日は、綺麗なホームページには絶対に書かれていない、現場のリアルな真実と、業者が隠したがる「不都合な真実」を、福岡の皆さんに包み隠さずお話しします。「安さ」の裏に潜むリスクを知らずに契約印を押す前に、どうかこの話を最後まで聞いてください。
【現場の常識1】福岡の給湯器交換費用、その「最安値」は本当にお得なんか？
一般的に言われている相場と費用の内訳
インターネットで「給湯器交換 福岡 相場」と検索すると、無数の比較サイトや業者ランキングがヒットします。一般的に、給湯器の交換費用は「本体価格」＋「リモコン代」＋「標準工事費」＋「処分費」で構成されています。 例えば、福岡県内の一般的な4人家族向け、24号オートタイプ（壁掛け）の場合、総額で15万円〜20万円程度が相場とされています。ガス代が安くなると評判の「エコジョーズ」であれば、そこに2〜3万円が上乗せされるのが通例です。多くの業者が「最大80%OFF」といった派手な割引率を看板に掲げていますが、これはあくまでメーカー希望小売価格からの割引であり、実際の販売価格は業者の仕入れルートや在庫状況によって変動します。
また、工事費については「39,800円〜」といった安価なパッケージ価格が目立ちます。これには既存機器の撤去、新規設置、配管接続（ガス・水・湯・追い焚き）、試運転が含まれているのが一般的です。福岡は西部ガスエリアとプロパンガスエリアが混在しており、それぞれのガス種に対応した有資格者による施工が必須です。ユーザーとしては、複数の業者から相見積もりを取り、総額で比較検討することが賢い選び方だとされています。
【現場の真実】「駐車場代」に「塩害対策費」…後出しジャンケンでむしり取る手口
「他所より5000円安いけん、ここに決めたばい！」…ちょっと待ちんしゃい。その5000円、工事当日に倍以上になって返ってくるかもしれんよ。現場を25年見てきた私から言わせれば、福岡の激安業者の手口は「後出しジャンケン」が常套手段です。
まず、福岡市内、特に中央区や博多区、早良区あたりのマンションや戸建て住宅。駐車場なんてない現場がほとんどです。まともな業者は、近隣のコインパーキング代を経費として計算に入れた上で見積もりを出します。しかし、激安業者は違います。見積もりには「工事費一式」と安く書いておいて、当日現場に来てから「あ、車停めるとこなかですね。パーキング代実費と、そこからの運搬費で追加3000円もらいます」と平気で言うてきます。さらに、「前の道が狭くてトラックが入らんけん、手運びの手間賃でプラス」とか、なんやかんやと理由をつけて追加料金を積み上げていきます。
もっと悪質なのが「部材」での手抜きと水増しです。給湯器を交換する時、本来なら古くなった「ガスの可とう管（ガスホース）」や「給水バルブ」も新品に交換するのがセオリーです。特に可とう管は再利用するとガス漏れの原因になるため、交換が義務付けられているケースも多い。しかし、激安業者は見積もりを安く見せるために、この部材代を含んでいません。現場で「あー、このガス管、今の規格に合わんけん交換せなアカンわ。これ高いとですよ、5000円ね」と、定価以上の金額をふっかけてくる。お客さんはお湯が出なくて困っとるし、もう職人も家に来てしまっとる。「しゃあないな」と払わざるを得ない状況に追い込むんです。これはもう、商売とちゃう、恐喝に近いやり口です。
さらに福岡特有の問題として「塩害」があります。玄界灘からの潮風は想像以上に強烈です。糸島市や宗像市、福岡市の海沿いエリアでは、給湯器の外装がすぐに錆びます。まともな職人なら「耐塩害仕様」を勧めますが、激安業者は「標準品で大丈夫」と嘘をつきます。なぜなら、標準品の方が安くて在庫があるからです。結果、3年で底が抜けて錆びだらけになった給湯器を見ることになる。私たちが提示する見積もりは、最初から必要な部材、駐車対策、塩害リスク、全てを含んだ「最終価格」です。後から一円たりとも頂きません。それがプロの矜持やと思ってます。
【現場の常識2】塩害・PM2.5・黄砂。福岡の過酷な環境をナメた施工は即死する
機種選定の基準と福岡県特有の環境配慮
給湯器を選ぶ際、基本となるのは「号数（能力）」と「省エネ性能」です。家族構成に合わせて、4人家族なら24号、単身や2人世帯なら16号や20号を選ぶのが一般的です。また、ランニングコストを抑えるために「エコジョーズ」の導入が進んでいます。 しかし、福岡県で給湯器を選ぶ際には、これらに加えて「地域特有の環境要因」を考慮する必要があります。具体的には、玄界灘沿岸部における「塩害対策」と、大陸からの影響を受ける「大気汚染物質対策」です。 塩害エリアでは、標準仕様の給湯器を設置すると、潮風の影響で筐体が錆び、内部腐食が進んで寿命が極端に短くなるリスクがあります。メーカー各社は「耐塩害仕様」の給湯器を用意しており、海沿いではこれを選択することが推奨されます。また、PM2.5や黄砂などの微粒子が付着することで、給気口が詰まりやすくなり、燃焼不良を起こす可能性もあります。定期的なメンテナンスや、汚れに強い設置場所の選定も重要な要素となります。
【現場の真実】「標準品」を売りつける営業マンは福岡の海を知らない素人だ
「この機種が一番人気ですよ！即納できます！」…家電量販店やネットのオペレーターは明るくこう言いますが、その機種、本当にあなたの家に設置して大丈夫ですか？ 私が実際に見た福岡市西区、今宿の現場の話をしましょう。海のすぐそばのマンションで、ネット通販で買った標準仕様の激安給湯器を取り付けていました。案の定、わずか2年半で外装が赤茶色に錆びつき、底が腐って抜け落ちていました。内部の基盤も塩でやられてショート寸前。「安かったから」と選んだ代償は、2年での買い替えという最悪の結果でした。 福岡の沿岸部、特に糸島半島や海の中道、北九州の若松区などのエリアでは、「耐塩害仕様」の給湯器を選ぶのがプロの常識です。納期が少しかかっても、塗装が強化されたモデルを選ばないと、金ドブになります。それを提案しない業者は、素人か、あるいは「早く壊れればまた売れる」と思っている悪徳業者です。
そして、PM2.5と黄砂。春先になると車が真っ黄色になるあれです。給湯器は外気を吸ってガスを燃やします。この汚れた空気を吸い込み続けるとどうなるか。フィルターが詰まり、ファンのバランスが崩れ、異音が発生します。 私は福岡の現場では、給湯器の設置場所にこだわります。可能な限り風雨や直接的な汚れが当たりにくい場所を選ぶ、あるいは配管カバーを設置して、少しでも機械を守る工夫をします。 さらに言えば、久留米や朝倉などの内陸部では、冬場の凍結リスクもあります。「福岡は南国やけん凍らん」と思ったら大間違いです。エコジョーズのドレン排水が凍ってエラー停止する事例は山ほどあります。私は内陸部の現場では、ドレン配管にヒーターを巻くか、あえてエコジョーズではなく従来型を提案することもあります。 「福岡県」と一口に言っても、海と山で全く違う国のような気候なんです。マニュアル通りの提案しかできないAIやバイトには、この使い分けは絶対にできません。現場で痛い目を見て、学び続けてきた人間だけが、あなたの家の環境に最適な「正解」を出せるのです。
【現場の常識3】「福岡の業者」を名乗る県外ブローカーに騙されるな
信頼できる業者の見分け方：資格・拠点・自社施工
数ある給湯器交換業者の中から、本当に信頼できる一社を見つけるためには、「資格」と「拠点」の確認が不可欠です。ガス機器の設置には、液化石油ガス設備士（LPGの場合）やガス可とう管接続工事監督者といった国家資格が必要です。これらの資格を自社のスタッフが保有しているか、資格証を提示できるかは、最低限のチェックポイントです。 また、「福岡県対応」と謳っていても、実際には県外に拠点があり、工事は地元の協力店（下請け）に丸投げしているケースが多々あります。これを見抜くには、会社の所在地を確認し、福岡県内に実店舗や営業所があるかをチェックすることです。地元に拠点があれば、万が一のトラブル時にも迅速な対応が期待できますし、地域特有の事情にも精通している可能性が高いです。 さらに、施工事例の写真が豊富にあるか、その写真に写っているスタッフが自社のユニフォームを着ているかなども、自社施工か丸投げかを判断する材料になります。
【現場の真実】丸投げ業者が招く「たらい回し」の悲劇。責任は誰が取る？
福岡でよく聞くトラブルの一つが、「連絡がつかない」問題です。ネットで頼んだ大手業者。コールセンターの対応は丁寧だったけど、工事に来たのは名刺も持たない無愛想なオッサン。そして工事後、水漏れが起きたのでコールセンターに電話すると、「施工担当から連絡させます」と言われたきり、音沙汰なし。 これは、典型的な「丸投げ」の弊害です。元請けの会社は仕事を受注するだけで、実際の工事は地元の安い下請け業者に流します。下請け業者は、安い単価で請け負っているため、数をこなすことに必死で、丁寧な作業やアフターフォローなんて二の次です。何か問題が起きても、元請けと下請けで責任のなすりつけ合いが始まり、結局泣きを見るのはお客様です。
私は、自分たちが施工した現場には、最後まで責任を持ちます。だからこそ、施工中の写真は必ず撮ります。見えない配管の裏側、ガスの接続部、リモコンのコーキング。これらを全て記録し、お客様にお見せします。「ここまでやるんですか？」と驚かれますが、ここまでやらんと私が夜寝られんのです。 特に福岡の古い団地や長屋では、配管が古くて腐食していることがよくあります。下請け業者は、これを見て見ぬふりをして、無理やり新しい給湯器を繋いで帰ります。なぜなら、配管を直す手間賃をもらっていないからです。でも、私は直します。その場で部材を調達してでも直します。放っておけば、数ヶ月後に水漏れ事故が起きるのが分かっているからです。 「安さ」につられて、どこの誰とも分からん人間を家に入れないでください。顔が見えて、福岡の土地を知っていて、逃げも隠れもしない地元の職人を選んでください。それが、あなたの大切な家を守る唯一の方法です。他社で「駐車場がないから無理」「プロパンは対応外」と断られた方、私に連絡してください。自転車ででも行きます。それが私の意地です。
お申し込みから工事完了までの流れ
お問い合わせから工事完了まで、福岡県のお客様をお待たせしない迅速な対応を心がけています。面倒な手続きは一切不要です。
- お問い合わせ: お電話または下記のフォームからご連絡ください。「お湯が出ない」「異音がする」など、症状をお伝えください。現在お使いの給湯器の写真をスマホで送っていただければ、その場で概算見積もりが可能です。
- 現地調査・お見積もり: 福岡特有の設置環境（海沿い、狭小地など）や、機種選定に迷う場合は、プロが現地調査に伺います。もちろん、福岡県内どこでも駆けつけます。ここで確定したお見積もり以外、追加費用は一切いただきません。
- 工事日程の調整: お客様のご都合に合わせて工事日を決定します。在庫がある機種であれば、最短で即日工事も可能です。土日祝日の対応もお任せください。
- 施工・試運転: 経験豊富な有資格者が訪問し、安全かつ丁寧に作業を行います。作業時間は通常2〜3時間程度です。工事後は必ずお客様と一緒に動作確認を行います。
- お支払い: 工事完了後、問題がないことを確認していただいてからのお支払いとなります。
「今日お風呂に入りたい」その切実な願いに応えるため、私たちは福岡の道を走り回っています。どんな些細なことでも、まずはお気軽にご相談ください。
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よくある質問（FAQ）
- Q. 福岡市内の車が入らない路地裏にある家ですが、追加料金はかかりますか？
- A. お見積もりの段階で現地の状況を確認し、運搬にかかる手間賃も含めた総額を提示しますので、工事当日にいきなり追加料金を請求することは絶対にありません。博多や天神の狭小地でも、私たちは数多くの施工実績がありますので、安心してお任せください。
- Q. 糸島市の海沿いですが、給湯器がすぐ錆びてしまいます。対策はありますか？
- A. はい、ございます。玄界灘の潮風は強力ですので、通常品ではなく、外装に強力な防錆塗装を施した「耐塩害仕様」の給湯器をご提案します。初期費用は少し上がりますが、寿命が圧倒的に違いますので、結果的にお得になります。
- Q. プロパンガス（LPG）を使っていますが、対応できますか？
- A. もちろんです。私たちは西部ガスエリアの都市ガスだけでなく、液化石油ガス設備士の資格を持っており、LPG給湯器の交換工事も日常的に行っています。福岡県内はLPGエリアも広いので、どちらのガス種でも即日対応が可能です。
- Q. 他社で「西部ガスじゃないと交換できない」と言われました。本当ですか？
- A. それは間違いです。西部ガスをご利用でも、機器自体はリンナイやノーリツなどのメーカー品ですので、私たちのような専門業者が交換しても全く問題ありませんし、法的な制限もありません。むしろ、ガス会社よりも安価に同等以上の機種を提供できるケースがほとんどです。
