山鹿市にお住まいの皆様、こんにちは。生活案内所の担当・大塚と申します。この道25年、給湯器交換の現場に立ち続けてきましたが、お客様から「お湯が出ない」とご連絡をいただく瞬間の焦燥感は、何度経験しても痛いほど伝わってきます。特に山鹿の冬、霧が立ち込める菊池川沿いの冷え込みの中で、お風呂やキッチンのお湯が使えないというのは、生活そのものが止まってしまうような不安を感じられることでしょう。私はこれまで、灯籠祭りで賑わう中心街から、静かな山間部の集落まで、数多くのご家庭の「困った」を解決してきました。突然の故障でどうすればいいか分からない時こそ、まずは私たちにご相談ください。経験と実績に裏打ちされた技術で、皆様の平穏な日常を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
給湯器の交換に必要なもの
現在ご使用中の品番
給湯器の交換をご依頼いただく際、最初に確認させていただきたいのが、現在ご使用されている給湯器の「品番(型番)」です。これは、新しい機器を選定する上で最も重要な情報源となります。品番は通常、給湯器本体の前面または側面に貼られている銘板シールに記載されており、アルファベットと数字の組み合わせ(例:OTQ-4704SAYなど)で構成されています。長年使用されていると、紫外線や雨風の影響で文字が薄くなっていたり、錆で見えにくくなったりしていることがありますが、可能な範囲で読み取っていただけると助かります。
もし文字が判読できない場合でも、本体の形状や配管の接続状況から機種を特定できるケースが多々ありますので、ご安心ください。正確な品番が分かれば、後継機種の選定がスムーズになり、設置可能なサイズや排気方向、機能の互換性などを即座に判断することができます。私たちプロは、この品番一つで現場の状況をある程度予測し、必要な部材を準備して駆けつけることができるのです。
現在の状況がわかる写真を用意
お問い合わせの際、お電話口での説明に加えて、現在の設置状況がわかる写真を数枚送っていただけると、より確実で迅速な対応が可能になります。撮影していただきたいポイントは大きく分けて3つあります。まず1つ目は「給湯器本体の全体像」で、周囲の障害物や設置スペースの広さが分かるように少し引いて撮影してください。2つ目は「配管部分のアップ」で、本体の下から伸びている給水・給湯・灯油の配管や、追い焚き配管の接続状況が確認できるアングルが理想的です。そして3つ目は、もし可能であれば「リモコンの表示画面」で、エラーコードが出ている場合はその番号がはっきりと見えるように撮ってください。
山鹿市の古い日本家屋などでは、設置場所が狭小であったり、特殊な囲いの中に設置されていたりすることも少なくありません。写真で事前に現場の状況を把握できれば、「ハシゴが必要か」「特殊な工具は要るか」「配管の延長が必要か」といった判断を事前に下すことができ、当日になって「部材が足りなくて工事ができない」というトラブルを未然に防ぐことができます。写真は百聞に一見に如かず、スマホでパシャリと撮って送るだけで、復旧までの時間が大幅に短縮されるのです。
いつ、どのような機種を用意したいか 費用感も
交換を検討される際、どのような機能を持つ機種にするか、そして費用はどれくらいかかるのかは、皆様が最も気にされるポイントだと思います。石油給湯器には大きく分けて「給湯専用」と「追い焚き機能付き(オート・フルオート)」があり、さらに給湯能力として「3万キロ(標準的な家庭用)」と「4万キロ(シャワーの勢いを重視する方向け)」の2種類が主流です。また、燃焼方式にも水道の圧力をそのまま利用する「直圧式」と、タンクにお湯を貯める「貯湯式」があり、それぞれの生活スタイルやご予算に合わせて最適なものを選ぶ必要があります。
例えば、山鹿市の冬は底冷えしますので、シャワーの勢いが弱まるのを避けたいご家庭には「4万キロの直圧式」を強くお勧めしています。一方で、ご高齢の夫婦世帯で一度にお湯を使う量が少ない場合は、コストパフォーマンスに優れた「3万キロの標準タイプ」でも十分快適にお過ごしいただけます。以下に、弊社で取り扱っている代表的な石油給湯器の価格目安を掲載いたしました。これらは工事費を含んだ安心のセット価格となっておりますので、ご予算の参考にしてください。もちろん、これ以外の機種も多数取り扱っておりますので、ご希望の機能やご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
気づくためのサインとチェック方法
前回の交換から何年使用しているか
給湯器の寿命は一般的に「10年」と言われています。もし、現在お使いの石油給湯器が設置から10年以上経過している場合、いつ故障してもおかしくない状態にあるとお考えください。山鹿市のように冬場の気温が下がる地域では、給湯器にかかる負荷が温暖な地域よりも大きくなる傾向があり、内部の部品劣化が早く進むことも珍しくありません。特に、ゴム製のパッキンや電子基板のコンデンサなどは、時間の経過とともに確実に消耗していきます。
「まだ普通に使えているから大丈夫」と思っていても、ある日突然、真冬の夜にお湯が出なくなるという事態は本当によく起こります。10年という節目は、あくまで目安ではありますが、メーカーが部品の保有期間を終了し始める時期とも重なります。修理をしたくても部品がなくて直せない、ということにならないためにも、設置から10年を超えたら、不具合がなくても交換の検討や点検を始めるのが賢明な選択です。ご自宅の給湯器の製造年月は、本体の銘板シールに記載されていますので、一度確認してみてください。
サイン2:異音や振動が大きくなってきた
お湯を使い始めたときに、「ボンッ」という小さな爆発音や、「ゴーッ」という異常な燃焼音が聞こえるようになったら、それは給湯器からのSOSサインです。正常な石油給湯器であれば、着火音はスムーズで静かなものですが、経年劣化によりバーナー部分に煤(スス)が溜まったり、送風ファンのモーターが劣化したりすると、こうした異音が発生しやすくなります。また、本体が以前よりも大きく振動していると感じる場合も注意が必要です。
特に「ボンッ」という音は、不完全燃焼や着火不良の兆候であり、そのまま使い続けると本体内部に煤が詰まり、最悪の場合は故障して動かなくなるだけでなく、排気口から黒煙が上がってご近所迷惑になったり、火災の原因になったりするリスクもあります。音の変化は、毎日使っているご家族だからこそ気づける重要なサインです。お風呂に入っているときや、台所で洗い物をしているときに、「あれ?なんだかいつもと音が違うな」と感じたら、決して放置せずに専門業者に見てもらうことを強くお勧めします。
サイン3:排気のニオイの変化
給湯器の排気口付近から、これまでとは違う「酸っぱいような刺激臭」や「生ガス(灯油)のような強いニオイ」が漂ってきたら、危険信号です。正常な燃焼状態であれば、排気ガスのニオイはそれほど気にならないレベルですが、不完全燃焼を起こしていると、鼻をつくような特有の悪臭が発生します。これは、燃料である灯油が正常に燃え切らずにガス化して排出されていたり、内部の熱交換器が詰まって排気がスムーズに行われていなかったりすることが原因です。
山鹿の静かな住宅街では、こうした異臭は隣近所へのトラブルにもつながりかねません。また、ニオイだけでなく、排気口の周りが黒く煤けて汚れている場合も、不完全燃焼の証拠です。目に見えない一酸化炭素(CO)が発生している可能性もあり、健康被害を引き起こす恐れもあります。ニオイは五感の中でも特に危険を察知しやすい感覚ですので、少しでも「おかしい」と感じたら、すぐに使用を中止し、換気を十分に行ってからご連絡ください。
サイン4:温度が安定しない(お湯ぬるい)
シャワーを浴びている最中に、急にお湯が水になったり、逆に熱くなりすぎたりと、温度が安定しなくなる現象も、給湯器の寿命が近いことを示す代表的なサインです。「設定温度を42度にしてるのに、なんだかぬるい気がする」「蛇口をひねってからお湯になるまでの時間が以前より長くなった」といった症状は、給水量を調整する水量センサーや、温度を制御するサーミスタといった部品の不調が考えられます。
特に冬場、冷え切った体でお風呂に入ろうとした時にお湯がぬるいと、風邪を引いてしまうだけでなく、ヒートショックのリスクも高まります。給湯器は本来、設定した温度のお湯を安定して供給する機械ですが、それができなくなっているということは、システム全体が限界を迎えている可能性が高いのです。騙し騙し使い続けると、ある日完全に冷水しか出なくなり、生活に大きな支障をきたします。温度のムラは、給湯器が悲鳴を上げている証拠だと捉え、早めの対処を心がけましょう。
専門調査の重要性
これまでに挙げたようなサインが見られた場合、ご自身で判断せずにプロによる専門調査を受けることが何よりも重要です。インターネットで検索すれば、エラーコードの意味や対処法などの情報は手に入りますが、実際の現場では「配管の腐食」や「設置環境の問題」、「ガス圧や水圧の影響」など、複合的な要因が絡み合っていることが多々あります。私たちプロは、専用の測定機器を使って排気中のCO濃度を測ったり、配管の接続部からの微細な漏れをチェックしたりと、目に見えない部分まで徹底的に調査を行います。
素人判断で「まだ大丈夫だろう」と使い続けたり、見よう見まねで修理を試みたりすることは、事故につながる危険性が極めて高く、絶対に避けるべきです。特に石油給湯器は、燃料タンクや燃焼部といった危険を伴う箇所があります。私たち生活案内所では、山鹿市エリアでの現地調査を無料で行っております。「交換が必要かどうか見てほしい」というだけでも構いません。プロの目で的確な診断を受けることが、安心への第一歩となります。
放置によるリスクと悪影響
リスク1:真冬の凍結とお湯のない生活
不調を抱えた給湯器を放置する最大のリスクは、やはり「真冬の故障」です。山鹿市の冬は厳しく、特に早朝や夜間は氷点下になることも珍しくありません。給湯器が最も壊れやすいのは、水温が低く、フル稼働が必要なこの時期なのです。もし年末年始やお盆の時期に給湯器が完全に停止してしまったら、どうなるでしょうか。メーカーも休みに入り、部品の調達もままならず、修理や交換までに数日、場合によっては一週間以上もお湯が使えない生活を強いられることになります。
冷たい水での洗い物、お風呂に入れないストレス、近隣の入浴施設への移動の手間など、日常生活への影響は計り知れません。特に小さなお子様やご高齢の方がいらっしゃるご家庭では、お湯が出ないことは健康管理の面でも深刻な問題となります。「まだ動いているから」という油断が、一番寒い時期に最大のピンチを招くことになるのです。早めの交換は、こうした冬場のトラブルを回避するための「生活の保険」とも言えるでしょう。
リスク2:一酸化炭素中毒や火災の危険
石油給湯器の不完全燃焼を放置することは、命に関わる重大な事故につながる可能性があります。最も恐ろしいのは一酸化炭素(CO)中毒です。一酸化炭素は無色無臭で、気づかないうちに室内に充満し、頭痛や吐き気、最悪の場合は意識不明や死に至ることもあります。特に、屋外設置型であっても、排気口が窓の近くにあったり、囲いで覆われていたりすると、排ガスが室内に流入するリスクがあります。
また、長年使用して劣化した給湯器では、燃料漏れによる火災事故も報告されています。パッキンの劣化や配管の腐食により、灯油がポタポタと漏れ出し、そこに引火すれば大惨事になりかねません。実際、古い給湯器の周辺が油で黒く汚れている現場を目にすることがありますが、これは非常に危険な状態です。家族の安全を守るためにも、異常な燃焼や燃料漏れの兆候を見逃さず、リスクを放置しないことが大切です。安全装置がついているとはいえ、過信は禁物です。
リスク3:水道管破裂や階下への漏水
給湯器本体だけでなく、接続されている配管の劣化も大きなリスク要因です。特に接続部分のパッキンが硬化したり、金属疲労で亀裂が入ったりすると、水漏れが発生します。戸建て住宅であれば、基礎部分が濡れる程度で済むこともありますが、漏れた水が冬場の凍結によって配管を破裂させ、大量の水が噴き出す事態になれば、水道代が跳ね上がるだけでなく、周囲の家財を水浸しにしてしまうこともあります。
また、集合住宅や2階に設置されている場合、漏水は階下への被害に直結します。天井や壁にシミができたり、家財道具を濡らしてしまったりすれば、高額な賠償責任を負うことにもなりかねません。水漏れは初期段階では「ポタ、ポタ」というわずかな音や、地面の湿り気として現れます。「たかが水漏れ」と甘く見ず、配管周りのチェックも定期的に行うことが、大きな損害を防ぐポイントです。
特殊ケース:廃盤部品による修理不可
「壊れたら修理すればいい」と考えている方も多いかもしれませんが、発売から10年以上経過した給湯器の場合、メーカーが修理用部品の製造・保管を終了しているケースがほとんどです。これを「補修用性能部品の保有期間終了」と呼びます。いざ故障してメーカーや業者に修理を依頼しても、「部品がないので直せません。交換するしかありません」と言われてしまうのがオチです。
こうなると、修理という選択肢がなくなり、急いで新しい給湯器を探さなければならなくなります。じっくりと機種を選んだり、費用を比較したりする時間的余裕がなくなり、結果的に割高な費用で交換せざるを得ない状況に追い込まれることもあります。部品さえあれば数千円で直ったかもしれない故障でも、時期を逃せば数十万円の出費となってしまうのです。10年を過ぎたら「修理はできないもの」と割り切って、計画的な交換準備を進めることが、経済的にも精神的にも一番の得策ですよ。
発見したときの正しい初動
緊急時の応急処置
もし、給湯器から煙が出ている、焦げ臭いニオイがする、水が大量に漏れているといった緊急事態に遭遇したら、まずは慌てずに落ち着いて行動してください。最優先で行うべきは「運転の停止」です。リモコンの運転スイッチを切り、可能であれば屋外にある給湯器本体の電源プラグをコンセントから抜いてください。これだけで、電気系統のショートや誤作動による事故を防ぐことができます。
次に、燃料である灯油の供給を断つために、送油管のバルブ(コック)を閉めます。水漏れが激しい場合は、給水管のバルブも閉めてください。ただし、バルブが固くて動かない場合は無理に回そうとせず、そのままにしておいてください。無理に動かすと配管を破損させる恐れがあります。そして何より重要なのは、火気を絶対に近づけないことです。灯油漏れがある場合、タバコの火や静電気でも引火する可能性があります。ご自身の安全を第一に確保し、状況を悪化させないための最小限の処置に留めてください。
専門業者への連絡
応急処置が済んだら、すぐに専門業者へ連絡しましょう。この時、焦っていると状況をうまく伝えられないことがありますので、深呼吸をしてから電話をかけることをお勧めします。伝えるべき情報は、「お名前・ご住所」「連絡のつく電話番号」「現在の状況(お湯が出ない、煙が出ているなど)」「給湯器の品番(わかれば)」の4点です。特に、山鹿市内であれば「今すぐ来てほしい」というご要望にも、私たち生活案内所なら最短30分で駆けつけることが可能です。
また、メーカーのコールセンターに電話をするという方法もありますが、メーカー修理は依頼から訪問までに数日かかることが一般的で、即日対応は難しいケースが多いです。「今夜のお風呂をどうにかしたい」という切実な願いを叶えるなら、地元の施工業者に直接連絡するのが最も早い解決ルートです。私たちは24時間365日、電話受付を行っておりますので、夜間のトラブルでも遠慮なくご連絡ください。プロのスタッフが電話口で適切な指示を出し、不安を解消いたします。
ご自身で出来ること
業者が到着するまでの間、ご自身で確認できる簡単なチェックポイントがいくつかあります。まず、灯油タンクの残量を確認してください。意外と多いのが「単なる灯油切れ」による停止です。ゲージが空を示している場合は、給油をするだけで復旧することがあります。次に、リモコンにエラーコードが表示されている場合は、その番号をメモしておいてください。番号によって故障の原因がある程度特定できるため、業者に伝えることで修理の準備がスムーズになります。
さらに、もし可能であれば、給湯器周りの荷物を片付けておいていただけると助かります。交換工事には、本体の搬出入や配管作業のためのスペースが必要です。植木鉢や自転車、タイヤなどが置かれていると、作業開始前に移動の手間がかかってしまいます。スムーズな工事のために、作業スペースを確保していただくことが、結果として復旧までの時間を短縮することにつながります。もちろん、重いものを無理に動かす必要はありませんので、できる範囲で構いません。
解決策と費用の目安
給湯器のトラブルを解決する最善の方法は、信頼できる業者に適正な価格で交換を依頼することです。ここでは、山鹿市での交換工事における解決策の選択肢と、気になる費用の目安について、包み隠さずお話しします。費用は決して安いものではありませんが、相場を知り、賢い選択をすることで、無駄な出費を抑えつつ、長く安心して使える設備を手に入れることができます。
全国対応可能:ネット系と地元の違い
最近では、インターネットで「給湯器交換」と検索すると、全国対応を謳う激安サイトがたくさん出てきます。これらの業者は、一見すると非常に安価な価格を提示していますが、実際には地元の提携業者に工事を丸投げしているケースが少なくありません。そのため、中間マージンが発生していたり、施工後のトラブル対応がたらい回しにされたりすることがあります。また、山鹿市のような地方都市では、対応エリア外であったり、追加の出張費を請求されたりすることもあります。
一方で、私たちのような地域密着型の業者は、土地勘があり、地域の気候特性(寒さや水質など)を熟知しています。何かあった時にはすぐに駆けつけられる距離感も強みです。価格面でも、自社施工であれば中間マージンがないため、大手サイトに対抗できる適正価格を提示できます。一概にどちらが良いとは言えませんが、「顔が見える安心感」と「迅速なアフターフォロー」を重視するなら、地元に根差した業者を選ぶのが間違いのない選択だと言えます。
方法の種類:直圧式と貯湯式
石油給湯器を選ぶ際、最も重要なのが「直圧式」か「貯湯式」かの選択です。「直圧式」は、水道の圧力をそのまま利用してお湯を沸かすタイプで、シャワーの勢いが強く、快適な使い心地が特徴です。2階や3階への給湯も問題なく行えます。現在の主流はこのタイプですが、価格は貯湯式に比べて若干高めになります。
一方「貯湯式」は、タンクにお湯を貯めてから給湯するタイプで、価格がリーズナブルなのが魅力です。ただし、シャワーの勢いは直圧式に劣り、古い配管を使用している場合などは水圧に制限があるため、こちらを選ばざるを得ないこともあります。ご自宅の配管状況や、ご家族の人数、お湯の使い方によって最適な機種は異なります。私たちは、現場調査の際にお客様のご要望をヒアリングし、メリット・デメリットをご説明した上で、最適な機種をご提案させていただきます。
費用が決まる要因:号数と機能
交換費用は、「本体価格」+「工事費」の合計で決まりますが、その内訳を左右するのが「号数(出力)」と「機能」です。石油給湯器の場合、出力は「4万キロ(高圧力型)」と「3万キロ(標準型)」があり、当然4万キロの方が本体価格は高くなります。機能面では、「給湯専用」が最も安く、「オート(自動湯張り・追い焚き)」「フルオート(自動湯張り・追い焚き・自動足し湯・配管洗浄)」と機能が増えるごとに価格が上がります。
例えば、山鹿市の相場で見ると、3万キロの給湯専用タイプであれば工事費込みで10万円台半ばから交換可能ですが、4万キロのフルオートタイプになると20万円台後半から30万円程度になることもあります。また、設置場所が高所であったり、配管の修正が必要だったりする場合は、別途追加費用がかかることもあります。弊社では、最初のお見積りでこれらを全て含んだ「コミコミ価格」を提示し、後から追加料金が発生することは一切ありませんのでご安心ください。
保険・補償制度の適用
給湯器の交換費用を少しでも抑えるために確認していただきたいのが、火災保険やメーカー保証の適用です。意外と知られていませんが、落雷や風水害、凍結などの自然災害によって給湯器が故障した場合、ご加入の火災保険(家財保険)の補償対象となるケースがあります。「特約」の内容によっては、突発的な電気的・機械的事故もカバーされることがありますので、一度保険証券を確認するか、保険会社に問い合わせてみる価値は十分にあります。
また、新しく設置する給湯器には、メーカー保証(通常1〜2年)が付いていますが、弊社ではさらに独自の工事保証をお付けしております。さらに、わずかな追加料金で保証期間を5年、7年、10年と延長できる「延長保証制度」もご用意しております。10年保証に入っておけば、期間内の故障はほぼ無償で修理できるため、将来的な出費のリスクを平準化することができます。このような制度を賢く利用して、安心をお得に手に入れてください。
悪質業者への注意
残念なことに、給湯器交換業界にも悪質な業者が存在します。彼らの手口で多いのが、「無料点検」と称して訪問し、「このままだと爆発する」「法律違反になる」などと不安を煽って、その場で高額な契約を迫るというものです。また、最初は格安の料金を提示しておきながら、工事当日に「配管が古いから交換が必要」などと理由をつけて、法外な追加料金を請求するケースもあります。
悪質業者に騙されないためには、「飛び込み営業には応じない」「必ず見積書を書面でもらう」「その場で即決せず、家族や他の業者に相談する」ことが大切です。特に、「今契約すれば半額にします」といった甘い言葉には裏があると思って間違いありません。私たち生活案内所は、地元山鹿市で長年営業を続けてきた実績があります。お客様の信頼を裏切るような行為は絶対にいたしません。強引な営業や不明瞭な会計は一切ございませんので、どうぞ安心してご相談ください。
実際の施工事例
給湯器交換事例:古いTOTO製から最新ノーリツへ
先日、山鹿市内の築25年の戸建て住宅にて、石油給湯器の交換工事を行いました。お客様からは「お湯の温度が安定せず、リモコンにエラーが出る頻度が増えた」とのご相談をいただきました。現地調査に伺うと、既設の給湯器はTOTO製の20年以上前のモデルで、配管の断熱材もボロボロに剥がれ落ちていました。TOTOは現在、給湯器事業から撤退しているため、修理部品はもちろん手に入りません。
そこで今回は、操作性が良く信頼性の高いノーリツ製の4万キロオートタイプ(OTQシリーズ)への交換をご提案しました。設置場所が家の裏手で狭かったため、慎重に搬出入を行い、配管も新しく作り直して、冬場の凍結対策として厚手の保温材をしっかりと巻き直しました。工事は朝9時からスタートし、お昼過ぎには完了。その日の夜から、温かいお風呂に入っていただけるようになりました。
施工前→施工後の変化
別の事例では、パーパス製の古い給湯器から、同じくノーリツ製の最新エコフィール(高効率型)への交換を行いました。施工前は本体の下部が錆びつき、コンクリート基礎にシミができるほどオイル漏れを起こしている状態でした。お客様も「いつ火が出るか怖かった」と仰っていました。
新しい給湯器に交換したことで、見た目がスッキリしただけでなく、灯油の消費量も抑えられるようになり、ランニングコストの削減も期待できます。お客様からは「シャワーの勢いが全然違う!こんなことならもっと早く交換すればよかった」と、大変お喜びの声をいただきました。私たちは単に機械を入れ替えるだけでなく、お客様の生活の質を向上させる工事を心がけています。
お客様の声:灯籠祭りの前日に救われました
山鹿市在住 K様(50代男性)
「8月の山鹿灯籠祭りの前日に、突然お湯が出なくなってしまいました。親戚が泊まりに来る予定だったので真っ青になり、慌ててスマホで検索して生活案内所さんにお電話しました。お盆前の忙しい時期だったと思いますが、大塚さんが『なんとかしましょう!』と言ってくれて、その日の夕方には新しい給湯器を持って駆けつけてくれました。
作業もテキパキとしていて、見ていて安心感がありました。おかげさまで、親戚にも不便な思いをさせることなく、無事にお祭りを迎えることができました。本当に感謝しています。地元の業者さんならではの温かみを感じました。また何かあったらお願いします。」
よくある質問
山鹿市で石油給湯器を交換する場合の費用相場はどれくらいですか?
山鹿市における石油給湯器の交換費用は、機種のスペックによって異なりますが、一般的な目安としては以下の通りです。3万キロの給湯専用タイプであれば、工事費込みで13万円〜16万円程度。追い焚き機能が付いたオートタイプの場合は、18万円〜23万円程度が相場となります。4万キロの高圧力タイプになると、さらに2〜3万円ほど上がります。生活案内所では、本体価格の大幅値引きを行い、標準工事費や処分費を全て含んだ明朗会計をご提示しています。現地調査後の追加請求は一切ありませんので、ご安心ください。
お湯が出ない緊急時、山鹿市内なら最短何分で来てもらえますか?
山鹿市内であれば、ご連絡をいただいてから最短30分で現場に到着することが可能です。私たちは地域密着で活動しており、常に巡回スタッフがエリア内を動いています。特に冬場の繁忙期でも、可能な限り即日対応ができる体制を整えています。ただし、予約状況や交通事情によっては多少お時間をいただく場合もございますので、お湯が出ないことに気づいたら、できるだけ早めにお電話いただけると、よりスムーズに対応できます。
古い給湯器の処分費用は見積もりに含まれていますか?
はい、含まれています。弊社のご提示する交換パック料金には、新しい給湯器の本体価格、取り付け工事費だけでなく、これまでお使いだった古い給湯器の撤去・処分費用も全て含まれています。産業廃棄物として法令に基づき適正に処理を行いますので、お客様に追加のご負担をおかけすることはありません。不法投棄などの心配も一切無用ですので、全て安心してお任せください。
灯油ボイラーからエコキュートへの変更も対応していますか?
はい、対応しております。最近では、灯油価格の高騰やオール電化への関心の高まりから、石油給湯器から電気のエコキュートへ交換されるお客様も増えています。エコキュートへの変更には、基礎工事や電気配線工事が必要になりますが、弊社には電気工事士の資格を持つスタッフが在籍しておりますので、ワンストップで施工可能です。光熱費のシミュレーションも含めてご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
工事にかかる時間はどれくらいですか?
標準的な石油給湯器の交換工事であれば、おおよそ3時間〜4時間程度で完了します。朝から工事を始めれば、その日のお昼過ぎには終わり、夜には通常通りお風呂に入っていただけます。ただし、設置場所が狭い場合や、配管の腐食が進んでいて補修が必要な場合、またエコキュートへの切り替え工事などの場合は、もう少しお時間をいただくことや、予備日をいただくこともあります。事前の現地調査で正確な所要時間をお伝えいたします。
土日や祝日でも工事をお願いできますか?追加料金はかかりますか?
はい、土日・祝日も平日と変わらず工事を承っております。お客様のお休みの日でないと立ち会えないというケースも多いですので、年中無休で対応しております。また、土日祝日だからといって割増料金をいただくことは一切ありません。平日と同じ料金で対応させていただきますので、お客様のご都合の良い日程をお申し付けください。ただし、週末は予約が埋まりやすい傾向にありますので、お早めのご連絡をお勧めいたします。
交換した給湯器に保証はつきますか?
はい、充実した保証をご用意しております。まず、製品本体にはメーカー規定の保証(通常1〜2年)が付帯します。さらに、弊社の施工起因による不具合については、独自の工事保証をお付けしております。また、ご希望のお客様には、最長10年までメーカー保証を延長できる「延長保証サービス(有償)」もご案内しております。給湯器は10年近く使うものですので、長く安心して使いたいという方には、この延長保証への加入を強くお勧めしております。
支払方法にはどのようなものがありますか?
お支払い方法は、工事完了後の「現金払い」、後日の「銀行振込」、そして「クレジットカード決済(VISA, MasterCard, JCB等)」に対応しております。また、急な出費で手持ちがないという方のために、リフォームローンのご利用も可能です。お客様のご都合に合わせて、無理のないお支払い方法をお選びいただけます。領収書の発行ももちろん可能ですので、お申し付けください。
井戸水を使用しているのですが、対応機種はありますか?
はい、ございます。山鹿市では井戸水(地下水)をご利用のご家庭も多いかと思います。通常の給湯器に井戸水を使用すると、水質によっては配管にスケール(カルシウム分など)が付着し、早期故障の原因となることがありますが、各メーカーから「井戸水対応」の石油給湯器も販売されています。弊社では、水質に合わせた最適な機種選定のアドバイスも行っておりますので、井戸水をご利用の場合は必ず事前にお知らせください。
他社で購入した給湯器の取り付け工事だけをお願いできますか?
申し訳ございませんが、原則として他社様やインターネット通販で購入された給湯器の「取り付け工事のみ」のご依頼はお断りさせていただいております。これは、万が一設置後に不具合が起きた際、それが「製品の初期不良」なのか「工事の不備」なのかの責任の所在が曖昧になり、結果としてお客様にご迷惑をおかけしてしまうリスクがあるためです。弊社で責任を持って商品を仕入れ、施工まで一貫して行うことで、万全の保証体制を提供したいと考えております。
今すぐ修理・交換をご希望の方は、下記のお電話、または24時間受付のメールフォームよりお問い合わせください。
お問い合わせ(24時間365日)
電話・フォームで即手配
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。今回は、山鹿市での石油給湯器交換について、費用の目安や業者の選び方、そして放置するリスクについてお話しさせていただきました。改めてお伝えしたいのは、「お湯が出ない」というトラブルは、ある日突然やってくるということです。その時になって慌てて業者を探し、高額な請求をされたり、何日も待たされたりするのは、本当に辛いものです。
私たち生活案内所は、地域密着だからこそできる「最短30分のスピード対応」と、3万キロ給湯専用で14万8000円〜という「適正価格」で、皆様の不安を解消することをお約束します。山鹿の冬は寒いです。だからこそ、温かいお風呂と快適な暮らしを守るために、少しでも調子が悪いなと感じたら、すぐにご相談ください。25年の経験を持つ私、大塚が責任を持って対応させていただきます。皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております。
スタッフ 経験豊富なスタッフがチームで連携し、給湯器の交換を実現します。安心してお任せください。


