越智郡上島町で石油給湯器の故障にお困りの方へ
瀬戸内海に浮かぶ美しい島々、弓削島、生名島、岩城島、魚島などで構成される越智郡上島町。「青いレモンの島」や造船の島として知られ、豊かな自然と温かいコミュニティが魅力のこの地域ですが、本土と橋で繋がっていない離島エリアにお住まいの皆様にとって、住宅設備のトラブルは深刻な悩みの種です。
「お湯が出ない」「リモコンが点滅している」「ボイラーの下が濡れている」。本土であればすぐに業者を呼べますが、海を隔てた上島町ではそうはいきません。「フェリーに乗ってまで修理に来てくれる業者はいるのか」「出張費だけで高額な請求をされるのではないか」「部品がないからと、また後日になり、一週間もお風呂に入れないのではないか」。そんな不安が頭をよぎり、故障した給湯器を前に途方に暮れている方も多いのではないでしょうか。

はじめまして。給湯器交換一筋25年、現場の最前線で施工を続けてきた大塚と申します。
私はこれまで、上島町を含む瀬戸内の島しょ部へも数多く足を運んできました。他社が「エリア外です」と断ったり、「フェリー代と出張費でプラス数万円かかります」と高額な見積もりを出したりする中、私はお客様の「お湯が出なくて困っている」というSOSに応えるため、必要な部材をトラックに満載し、フェリーに乗って駆けつけてきました。
離島だからといって、不便を受け入れなければならない道理はありません。しかし、現実には「安さ」だけを売りにするネット業者が、島の環境(強烈な潮風)を無視した粗悪な工事を行い、わずか数年で給湯器がサビだらけになって全損するという悲しい事例が後を絶ちません。
この記事では、越智郡上島町で石油給湯器を交換する際に、あなたが絶対に後悔しないための知識、特に「離島対応の真実」と「徹底的な塩害対策」について、現場の職人だからこそ語れる本音を包み隠さずお話しします。AIが書いたような薄っぺらい一般論ではありません。島へ渡り、汗を流してきた人間だけが知る事実です。ぜひ最後までお付き合いください。
離島エリアへの出張対応と適正費用の考え方
一般的な業者の対応エリアと出張費の相場
石油給湯器の交換において、費用の内訳は「本体価格」と「工事費」が基本となります。一般的な相場としては、給湯専用の標準モデルで工事費込み12万円〜15万円程度、オートタイプで18万円〜25万円程度とされています。多くの業者はウェブサイト上で「全国対応」や「県内全域カバー」を謳っていますが、注釈として「離島・遠隔地は別途見積もり」と記載されていることがほとんどです。
上島町のような離島の場合、業者にとっては移動時間が長くかかり、フェリー代などの実費も発生するため、通常エリアと同じ料金での対応は困難とされています。そのため、出張費として1万円〜3万円程度が加算されたり、そもそも対応を断られたりするケースも少なくありません。ユーザーとしては、まずは対応可能な業者を探し、出張費を含めた総額見積もりを取ることが第一歩となります。
また、故障時の緊急対応についても、本土からの移動時間を考慮する必要があるため、即日対応は難しく、数日から一週間程度の待ち時間が発生することが一般的であると言われています。
【現場の鬼・大塚の視点】「島だから高い・遅い」は業者の甘えだ。私がフェリーに乗ってでも行く理由
「島だから出張費が高いのは仕方ない」「来るのが遅くても我慢しろ」。そんな業界の常識を、私は真っ向から否定する。上島町で生活している人がいて、お湯が出なくて困っている。そこに駆けつけるのがプロの仕事だろう。
確かに、フェリーの時間に合わせなければならないし、移動コストもかかる。だからといって、足元を見たような法外な出張費を請求したり、見積もり後に「フェリー代は別です」なんて後出しジャンケンをするような真似は、私は絶対にしない。私が提示する見積もりは、島への渡航費も含めた「コミコミ価格」だ。最初にお伝えした金額から、1円たりとも追加で頂くことはない。
そして何より重要なのが「一発で直す」という覚悟だ。本土なら「部品を忘れたので取りに帰ります」で済むかもしれないが、上島町ではそれが許されない。部品一つ忘れただけで、お客様はお風呂に入れない日が一日延びてしまう。フェリーの最終便を逃せば帰れなくなるリスクだってある。
だから私は、上島町の現場へ行くときは、通常の3倍の部材を車に積む。使う予定のない継手、予備の基板、長さの違うフレキ管、あらゆるサイズのパッキン。まるで「走る倉庫」のような状態でフェリーに乗り込むんだ。「もしかしたら、配管の状態が予想より悪いかもしれない」「リモコン線が断線しているかもしれない」。あらゆるトラブルを想定し、現地で完結させる準備をする。これが、安さだけを売りにするオペレーター業者には絶対に真似できない、現場叩き上げのプライドだ。
「島だから」と諦めないでほしい。私が、本土と変わらないクオリティとスピード感で、あなたのお宅に快適なお湯を届けに行く。

上島町の環境に適した「塩害対策」と機種選定
海岸近くにおける給湯器の劣化と耐塩害仕様
給湯器の寿命は一般的に10年〜15年と言われていますが、設置環境によって大きく左右されます。特に海岸に近い地域では、潮風に含まれる塩分が機器に付着し、金属部分の腐食を早める「塩害」が深刻な問題となります。上島町のような島しょ部は、全域が塩害の影響を受けやすいエリアと言えます。
メーカー各社は、このような環境向けに「耐塩害仕様」や「耐重塩害仕様」の給湯器を用意しています。これらは、外装ケースに防錆塗装を施したり、内部の基板をコーティングで保護したりすることで、塩分による腐食を遅らせる設計になっています。一般的には、海岸から300m〜1km以内の地域では耐塩害仕様、それより近い場所では耐重塩害仕様を選ぶことが推奨されています。
機種選定の際は、カタログスペックだけでなく、設置場所(屋内・屋外、風通しの良さなど)を考慮し、適切なモデルを選ぶことが、長く安全に使用するためのポイントとされています。
【現場の鬼・大塚の視点】メーカー標準の「耐塩害」を過信するな!上島町ならステンレス外装が最強の選択肢だ
「耐塩害仕様だから大丈夫です」。そんな営業トークを信じて設置した給湯器が、5年もしないうちに錆びだらけになり、底が抜けている惨状を私は何度も見てきた。上島町の潮風をナメてはいけない。四方八方から吹き付ける海風は、メーカーが想定している「基準」を遥かに超える厳しさなんだ。
塗装で誤魔化しただけの「標準仕様」や「耐塩害仕様」では、塗装の微細なピンホールや継ぎ目から塩分が入り込み、内部でサビが膨張して塗装膜を剥がしてしまう。一度サビが始まれば、あとは時間の問題だ。雨水が侵入し、基板がショートしてエラーが出る。
私が上島町のお客様に強く、強く推奨するのは「ステンレス外装」の給湯器だ。確かにイニシャルコストは数万円高くなる。だが、ステンレス(SUS304やSUS430)の耐食性は、塗装鋼板とは次元が違う。15年経ってもピカピカのまま現役で動いているステンレス製ボイラーを見ると、「やはりこれが正解だ」と確信する。
そして、本体だけじゃない。私がこだわるのは「固定部材」だ。給湯器を固定するアンカーボルト、配管を留めるサドル、ビスの一本一本に至るまで。安い業者はここで鉄製の安物を使う。するとどうなるか? ビスが錆びて膨張し、外壁を割ったり、台風の時に給湯器を支えきれずに転倒したりする。私は上島町の現場では、これら全てを「オールステンレス」にする。目に見えない部分だが、ここをケチれば数年後に必ず後悔することを知っているからだ。
さらに、接続部分の真鍮や銅が露出している箇所には、防食テープを隙間なく巻き、その上から防錆塗装をスプレーする念の入れようだ。「やりすぎだ」と笑う同業者もいるが、数年後に差が出る。お客様の大切な資産を守るためなら、私は手間を惜しまない。
離島での業者選びは「駆けつけ能力」と「準備力」で決まる
遠隔地対応における業者の信頼性判断基準
給湯器交換を依頼する際、地元の電気店や工務店が高齢化で廃業してしまい、ネットで探さざるを得ないケースが増えています。その際、重要になるのが「対応エリア」と「アフターサービス」の確認です。ウェブサイトには「全国対応」と書かれていても、実際には下請け業者に丸投げしているだけの仲介サイトも多く存在します。
離島エリアの場合、万が一の施工不良や初期不良が発生した際に、すぐに手直しに来てくれるかどうかが大きなリスクとなります。「担当者が変わって話が通じない」「再度出張費を請求された」といったトラブルを避けるためには、自社施工であるか、実績は十分か、保証内容は明確かなどを事前にチェックすることが推奨されます。
また、資格保有者(液化石油ガス設備士など)が施工するかどうかも、安全性を担保する上で必須の確認事項です。
【現場の鬼・大塚の視点】「また来ます」が通用しない緊張感。私の車は「動く補修基地」だ
上島町のような離島での工事は、本土での工事とは訳が違う。最大の違いは「リカバリーが効かない」ことだ。現場に着いてから「あ、この継手が足りない」「配管の径が違った」なんてことになれば、ホームセンターに買いに走ることもできない。その時点で工事はストップし、お客様はお風呂に入れないまま夜を過ごすことになる。
だからこそ、業者選びで一番見てほしいのは「準備力」と「経験値」だ。私は電話でのヒアリングの段階で、型番だけでなく、配管の取り回しや設置場所の写真を送ってもらい、頭の中で工事をシミュレーションする。「この年式のこの機種なら、接続口がここにあるから、配管を延長する必要があるな」「海沿いだから、既存のボルトは錆びて折れるだろう。予備のアンカーとドリルが必要だ」。そうやって、起こりうるトラブルをすべて予測し、必要な道具と部材を準備する。
私のトラックの荷台を見れば分かるはずだ。一台の交換工事に、なぜこれほどの部材が必要なのかと驚かれることもある。だが、それは全て「絶対に今日、お湯を出して帰る」という執念の表れだ。
そして、私は施工後の「見た目」にも徹底的にこだわる。配管に巻く保温材は、強風や鳥害に耐えられるよう、キャンバステープを二重三重に巻き上げ、隙間をなくす。リモコンコードは風でブラブラしないよう、ステンレスのサドルで壁に固定し、コーキングで防水処理をする。これらは、次に私がメンテナンスに来る10年後まで、何事もなく動いていてほしいという願いと、プロとしての責任感からくる施工だ。
「遠いから」と手抜きをする業者に、あなたの大切な家を任せないでほしい。距離を超えて、最高の技術を届けに行く準備はできている。

お問い合わせから工事完了までの流れ

越智郡上島町のお客様には、フェリーの時間を考慮しつつも、最短最速で対応できる体制を整えています。お湯が出ない緊急事態にも、全力でサポートいたします。
- お問い合わせ・現状確認
まずはお電話、または下部のフォームからご連絡ください。「お湯が出ない」「異音がする」など、症状をお聞かせください。また、現在お使いの給湯器の型番や、設置状況の写真(スマホで撮影したものでOK)を送っていただけると、より正確な準備が可能になります。
- 概算お見積り・日程調整
いただいた情報を基に、最適な機種(耐塩害仕様やステンレス外装など)と、フェリー代を含めた工事費の総額をご提示します。在庫がある機種であれば、最短で即日〜翌日の工事も可能です。フェリーの時刻表を確認し、到着予定時間を正確にお伝えします。
- 交換工事・試運転
経験豊富な自社スタッフ(大塚ほか熟練職人)が島へ渡り、工事を行います。既存機器の撤去、新しい給湯器の設置、配管接続、そして徹底的な塩害対策処理を行います。作業時間は通常2〜3時間程度です。
- 操作説明・お支払い
工事完了後、お湯が出るか、水漏れがないかを一緒に確認していただきます。リモコンの使い方も分かりやすくご説明します。お支払いは、工事完了後に現金、銀行振込、各種クレジットカードにて承ります。
お問い合わせ(24時間365日)
電話・フォームで即手配
越智郡上島町の給湯器交換に関するよくある質問
- Q. 上島町(弓削島・生名島・岩城島など)への出張費はいくらかかりますか?
- A. 当社では、上島町も大切な対応エリアと考えております。お見積り時に、フェリー代や移動経費を含めた「総額」をご提示しますので、後から追加で高額な出張費を請求することは一切ありません。他社で断られたり、高額な見積もりを出されたりした方も、まずは一度ご相談ください。
- Q. 海のすぐそばの家ですが、給湯器がすぐに錆びてしまいます。対策はありますか?
- A. 海岸沿いの地域では、標準仕様の給湯器は短期間で腐食するリスクが高いです。当社では、サビに圧倒的に強い「ステンレス外装」の機種や、メーカー特注の「耐重塩害仕様」をご提案しています。また、施工時にもビスやサドルをステンレス製にし、防錆塗装や防食テープによる保護を徹底することで、寿命を延ばす工夫を行っています。
- Q. 注文してから最短でいつ工事に来てもらえますか?
- A. 主要な機種(3万キロ・4万キロ)であれば、常時在庫を確保しておりますので、最短でお電話いただいた翌日(フェリーの手配等がスムーズにいけば即日)の工事も可能です。万が一、特殊な機種で在庫がない場合でも、代替機(レンタル給湯器)を持参して、お湯だけは使えるようにする応急処置も行っております。




